図書シンペン チリュウ シシ000068772

新編知立市史 2 通史編

サブタイトル1~10
近代・現代
編著者名
知立市史編さん委員会 編集
出版者
知立市
出版年月
2022年(令和4年)7月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
586p
ISBN
NDC(分類)
215.5
請求記号
215.5/C47/2
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:p3 引用・参考文献一覧:p555-569
和書
目次

序章
一 本巻の構成
二 知立市域における近世から近代へ
二つの画期
近世後期から維新期の地域開発の試み
溜池灌漑に依存する土地と景観
重原藩の設置
入会地の整理と近代行政村
 
第一章 近代知立の出発
第一節 変革期の地域行政
廃藩置県と額田藩の設置
戸籍区と大区小区制
額田県の廃止から愛知県の管轄へ
地方三新法下の市域
明治十年代後半の勤倹貯蓄
士族授産業事業
旧重原藩士の結集
コラム 旧重原藩主板倉勝達の足跡
第二節 碧海郡と市域における地租改正
溜池灌漑に依存する改租前の土地と景観
近代的土地制度の導入
碧海郡地租改正水準の設定
第七・第八部における田畑宅地の改租
溜池の官民区分
もと入会地の二度に及ぶ土地整理
土地台帳・地籍図と知立登記所の設置
第三節 「碧海郡新用水」計画の実行と実現
「碧海郡新用水」計画の政府認可
巨大計画の中断と再開
西井筋と西高根用水の開通
溜池床地の開墾
水路整備の状況と管理運営の地元への移管
第四節 地域重大問題への対処―内藤魯一・士族・地主の連携―
一八七六年の地域情報
町村民会への取り組み
増租反対の動き
明治用水「分水慰労金」問題
用水路修繕費の賦課問題
明治十年代における内藤魯一と地域社会
コラム 碧海郡長市川一貫の果たした役割の一事例
第五節 明治二十年頃までの市域経済
生業と商品化の状況
市域における木綿生産
明治十年代後半の勤倹貯蓄デフレと不況
耕地開発の進展
第六節 変革に対応する地域社会
新政府による宗教改革
神仏判然令に伴う知立神社の動き
再編される宗教秩序と地域社会
近代学校制度の開始と模索
近代的軍隊の創出と名古屋鎮台の設置
徴兵制の実施
徴兵忌避と碧海郡徴兵慰労会
「衛生」の誕生
 
第二章 一町三か村時代の知立
第一節 町村制の施行と地域社会
市制町村制の公布と町村合併
町村制の実施と市域
長崎村をめぐる混乱
牛橋村における紛議
第二節 農業・工業・金融の状況
碧海郡農業の発展と新たな課題
継年期運動の開始と展開
工業の動向
碧海銀行知立支店の開業
第三節 日清・日露戦争と地域社会
師団制と陸海軍聯合大演習
日清戦争と市域出身の兵士
軍事援護団体の成立
日露戦争と第三師団
日露戦争期銃後活動
第四節 教育と社会・文化の状況
近代学校制度の整備と確立
 
第三章 新しい知立町の成立と展開
第一節 知立町の行財政
新「知立町」の誕生
人口と戸数の変化
財政の動向
地方改良運動
新「知立町」の安定と区
警察署と郡役所の移転
社き問題と方面委員制度
救護法と碧海郡・市域における社会事業
第二節 産業の発展
知立町の産業構造
農業の変化
地主・小作関係
製糸業と醸造業
商業の発展と物資流通
三河鉄道と愛知電気鉄道
道路網の拡充
第三節 教育と消防
明治末から昭和初期の教育
消防組織・諸暴力の拡充
第四節 軍事と民衆
日露戦争遺族の救済と地域社会
一九一五年の特別大演習
一九二七年の特別大演習
満州事変の勃発と民衆
 
第四章 戦争・敗戦と知立町
第一節 戦時体制下の知立町
アジア太平洋戦争
日中戦争の勃発と町民
戦争の拡大と町民
出征軍人の慰問
金属類の供出
国債購入と貯蓄の奨励
消費物資の配給
飛行機の献納
戦争と教育
勤労奉仕・勤労動員
消防組から防護団、警棒団へ
満蒙開拓青年義勇軍
空襲と疎開
国民義勇隊の結成
第二節 敗戦と民主化
戦後改革とGHQ
敗戦直後の町民
復員と引揚者
衆院選と町長公選
教育の民主化
自治体警察
戦時・敗戦直後の町財政
農地改革の実施
農地改革の結果
農業協同組合の成立
コラム 和田英作と知立
 
第五章 復興・高度経済成長の知立町
第一節 行財政の動向
人口・世帯の動向
財政の動向
合併問題の発生
合併問題の再燃
合併問題の終結
第二節 都市化をめざす知立
道路整備
衛生環境の整備
知立駅移転と市街地の拡大
学校教育の拡大
自治体消防体制の成立
コラム 知立町時代の映画館
第三節 伊勢湾台風と知立
伊勢湾台風の被害
学校の被害と対応
第四節 知立団地の誕生
知立団地の誘致
知立団地の建設構想と事業経過
知立東小学校の建設
団地の生活と自治活動
知立団地が与えた影響
コラム 女性が活躍した知立東生活学校
 
第六章 知立市の誕生と発展
第一節 市制施行とその後の行財政
市制への「助走」
知立市の誕生
字の名称変更と区
人口と世帯数の動向
財政の動向
町議会から市議会へ
議会改革と議会基本条例の制定
第二節 社会基盤の整備
知立第三土地区画整理事業
知立駅周辺の整備
上下水道事業の拡大
ごみ対策
公害対策から環境対策へ
消防の常備化から広域化へ
コラム 災害対策の進展
第三節 交通の要衝としての役割と産業
交通基盤の整備
ミニバスによる交通ネットワーク
産業構造の変化
自動車関連産業の発展
商業・サービス業の動向
都市化のなかの農業
コラム 知立駅の変遷
第四節 教育・文化施設の充実
学校の新設
時代に応じた教育環境の整備
社会教育施設と文化・芸術
知立市野外センターと友好都市提携
コラム ユネスコ無形文化遺産の「知立の山車文楽とからくり」
第五節 社会福祉の進展
公衆衛生と保健行政
知立市社会福祉協議会とあおみの会
障がい者福祉の前進
高齢者の福祉
人権教育・啓蒙活動の推進
第六節 国際交流と多文化共生
知立市国際交流協会と親善ボランティア
姉妹都市提携
銃環境問題連絡議会
多文化共生をめぐる動き
知立市多文化共生推進プラン
外国人児童生徒支援
知立団地と多文化共生
コラム 計画的なまちづくり
 
おわりに
本文注
あとがき
執筆担当
引用・参考文献一覧
掲載図版一覧
資料提供者・協力者一覧
新編知立市編さん関係者名簿