図書カシカ サレタ テイコク000068614

可視化された帝国

サブタイトル1~10
近代日本の行幸啓 始まりの本
編著者名
原 武史 [著]
出版者
みすず書房
出版年月
2011年(平成23年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
509,vp
ISBN
9784622083443
NDC(分類)
288
請求記号
288/H31
保管場所
閉架一般
内容注記
増補版 みすず書房,2001年刊を底本とし、増補、新編集したもの
和書
目次

1 序論
1-1 「想像の共同体」論への疑問
1-2 時期区分の設定
 
2 明治初期の巡幸
2-1 八回にわたる巡幸
2-2 身体をさらす天皇
2-3 並立するカリスマ
2-4 鉄道に乗る天皇
 
3 明治後期の行幸と巡啓
3-1 巡幸から行幸へ―一八九〇年の行幸
3-2 嘉仁皇太子の少年時代―一九〇〇年巡啓前史
3-3 皇太子、初めて九州へ―一九〇〇年巡啓
3-4 人民との接近―一九〇二、〇三年の巡啓
3-5 天皇の名代として―一九〇七年の巡啓と行啓(上)
3-6 韓国訪問―一九〇七年の巡啓と行啓(下)
3-7 全国巡啓の達成―一九〇八―一二年の巡啓と行啓
 
4 大正期の行幸と巡啓
4-1 二つの〈視覚的支配〉の再整理
4-2 大正天皇の悲劇―大正期の行幸
4-3 裕仁皇太子の東宮御学問所時代―一九一五―二〇年の巡啓と行啓
4-4 新しい政治空間の成立―一九二一、二二年の巡啓と行啓
4-5 台湾訪問―一九二三年行啓
4-6 二度目の全国巡啓の達成―一九二三―二六年の巡啓と行啓
 
5 昭和初期の巡幸と行幸
5-1 〈視覚的支配〉の収斂―満洲事変勃発まで
5-2 「可視化された帝国」の完成―十五年戦争期
 
6 結論
 
補論1 「国体」の視覚化―大正・昭和初期における天皇制の再編
補論2 戦中期の〈時間支配〉
 

地図
あとがき
増補版あとがき
索引