図書ケッカク オ オソレルナ000068607

結核を恐れるな

サブタイトル1~10
正しい知識と豫防 赤十字保健新書;4
編著者名
芦田 定藏 著
出版者
二宮書店
出版年月
1947年(昭和22年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
135p
ISBN
NDC(分類)
493
請求記号
493/A92
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

一 結核は身近かな病氣
日本の結核―日米の結核死亡比較―誰でも結核菌を吸い込む
 
二 結核は豫防できるか?
結核は豫防できる―常識はあてにならない―正しい結核豫防思想の普及
 
三 結核はあなたの體に入つているか?
ツベルクリン反應檢査
 
四 結核菌を恐れなくともよい人
感染と發病の別
 
五 結核についての一生の運命をきめる時期
初感染からの半年か一年―初感染のときの變化―ツベルクリン反應陽性轉化
 
六 結核發病の原因
濃厚感染―過勞―榮養不足―他の病氣に罹ること―その他
 
七 陽性になつたばかりの人の注意
休養―睡眠―榮養―度々の健康診斷
 
八 菌をまだ吸い込まぬ人(未感染者)の注意
結核菌の居場所―空洞とは何でしよう―結核菌は如何にしてうつるか―結核菌を吸い込まぬ用心―咳をする人のそばに寄るな―咳をする人がマスクを―時々ツベルクリン反應檢査を―必ずBCGの豫注防射を
 
九 BCGの豫防接種
BCGの歴史―BCGの效果―BCGの副作用―BCG注射の方法―BCG注射後のツベルクリン反應―BCGによる陽性―BCG接種はどこで受けるか
 
一〇 陽性の人の注意
聽診打診はあてにならない―自覺病狀はない―微熱は結核とは無關係のことが多い
 
一一 レントゲン檢査
透視―直接撮影―間接撮影―レントゲン檢査の注意
 
一二 その他の檢査方法
赤血球沈降速度測定
 
一三 結核菌の檢査
痰の檢査―集菌法―培養法―動物試驗法
 
一四 聽打診
 
一五 結核の經過
肺結核―肺門淋巴結腺核―肋膜炎―腸結核―喉頭結核―痔瘻―結核性腹膜炎―腎臟結核―副睾丸結核―骨及び關節の結核―頸部淋巴腺結核―粟粒結核―結核性腦膜炎―皮膚結核
 
一六 結核の症狀
熱―咳嗽―喀血―胸痛―盜汗―風邪―その他
 
一七 健康診斷を受けましよう
健康診斷の方法―健康診斷の結果
 
一八 集團檢診
集團檢診の方法―集團檢診の種類―體力檢査―學校身體檢査―工場勞働者の健康診斷―歸郷者の健康診斷―接客業者の健康診斷
 
一九 健康診斷の結果を活用しましよう
 
二〇 結核患者の處置
人工氣胸療法―横隔膜神經捻除術―胸廓成形術―空洞吸引療法
 
二一 結核豫防の施設
保健所―保健婦―結核療養所―日本の結核病床
 
二二 患者家族の結核豫防
家族感染の實際―患者家族の豫防法―結核菌の抵抗力―消毒藥に對する抵抗力―日光や熱に對する抵抗力
 
二三 生活の改善と結核豫防
 
二四 結婚と結核
結核は遺傳しない―結婚前の健康診斷―結核患者の結婚―發病の危險のある人の結婚―姙娠・出產と結核―育兒と結核
 
二五 學校と結核豫防
學徒の結核豫防―敎員の結核豫防―結核豫防敎育
 
二六 工場と結核豫防
健康診斷―健康管理の組織―勞働基準法
 
二七 農村と結核豫防
 
二八 その他
肺浸潤と肺結核とは違うか―煙草を吸えば結核の豫防ができるか―からだを鍛鍊すれば結核を防げるか―以前に肋膜炎にかゝつたのに陰性のことがあるか―戰爭と結核
 
二九 日本の結核對策
結核豫防の組織を立派につくり上げること―結核療養所を整備すること―結核關係者の技術向上―結核豫防思想の普及宣傳