図書ガイムショウ ト ニホン ガイコウ ノ 1930 ネンダイ000068581
外務省と日本外交の1930年代
サブタイトル1~10
東アジア新秩序構想の模索と挫折 The ministry of foreign affairs and Japanese diplomacy in the 1930s The search for and failure of the new order in East Asia
編著者名
湯川 勇人 著
出版者
千倉書房
出版年月
2022年(令和4年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
384p
ISBN
9784805112571
NDC(分類)
319
請求記号
319/Y97
保管場所
閉架一般
内容注記
博士学位請求論文「東アジア秩序をめぐる日米関係」(神戸大学,2017年提出)を大幅に加筆修正したもの 主要参考文献一覧:p353-378 主要人名索引:p380-381 主要事項索引:p382-384
和書
目次
序章 一九三〇年代の日本外交のなかの外務省
第1章 東アジア秩序構想の諸相
1 「アジア派」重光葵の構想
2 「アジア派」有田八郎の構想
3 「欧米派」外務官僚の構想
4 「革新派」外務官僚の構想
おわりに-戦間期外務省の東アジア秩序構想
第2章 九ヵ国条約への挑戦と日米関係
1 満州国の門戸開放主義
2 満州国の経済統制と日米関係
3 九ヵ国条約のさらなる形骸化
おわりに-門戸開放主義をめぐる日米関係
第3章 日中戦争前夜の日本外交
1 有田外相は何を目指したのか
2 佐藤外相は何を目指したのか
おわりに-「アジア派」有田と「欧米派」佐藤の連続性と非連続性
第4章 制限的門戸開放主義と日米関係
1 九ヵ国条約と制限的門戸開放主義
2 グルー米国駐日大使と揚子江封鎖問題
3 有田外交の蹉跌
おわりに-有田外交とは何だったのか
第5章 佐藤尚武の現状打破構想
1 佐藤の外交構想の変節
2 佐藤の東アジア新秩序構想
おわりに-佐藤の変節が意味するもの
第6章 対中外交・対米外交のなかの対英外交
1 対英可分論、不可分論
2 外交レベルの英米可分論
3 対中国外交のなかの対英外交
4 対米外交のなかの対英外交
おわりに-戦間期の対英外交方針は何を目指したのか
終章 一九三〇年代の外務省と東アジア新秩序構想
あとがき
主要参考文献
主要人名索引
主要事項索引