地図でスッと頭に入る昭和と近現代史
- サブタイトル
- 編著者名
- 後藤 寿一 監修
- 出版者
- 昭文社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 127p
- ISBN
- 9784398147585
- NDC(分類)
- 210.6
- 請求記号
- 210.6/G72
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 参考文献:p127
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 明治時代 欧米列強との覇権争いに乗り出す日本
【紀尾井坂の変】 大久保利通が暗殺されて、新国家建設の草創期が終わる
【明治十四年の政変】 自由民権運動によって高まる民衆からの国会開設要求を政府が受け入れる
【大日本帝国憲法】 近代国家の必須条件となる憲法が制定され、国民の政治参加の道が開かれる
【日清戦争】 朝鮮半島を巡る対立から、日本はついに対外戦争を決意!当時の大国・清と対決へ
【三国干渉】 日本の領土拡張に待ったをかけたロシアの思惑
【義和団事件】 日本が世界から評価を高める陰でロシアの満州侵略が進む
【日英同盟】 満州・朝鮮を狙うロシアに対抗するため、日本はイギリスと同盟を結ぶ
【日露戦争】 新興国家日本が世界最大・最強を誇るロシアを陸海で破る
【その頃世界は・・・日露戦争時の国際情勢】 ロシアの南下政策を阻みたいイギリスの思惑
【韓国併合】 段階的に日本が吸収した朝鮮半島
【政府主導で進められた日本流の産業革命
ニッポン人の服装-明治時代 西洋文明の流入で和洋折衷の服装が流行
第2章 大正時代 絶頂期を迎える極東の”帝国主義国家“
【大正デモクラシー】 普通選挙を求めて民主主義運動が起きる
【その頃の世界は・・・第一次世界大戦の対立構造】 英独の植民地抗争などでバルカン半島が「ヨーロッパの火薬庫」に
【第一次世界大戦】 欧米の混乱を利用してアジアの利益を拡大する日本
【対華二十一ヵ条要求】 大戦のどさくさにまぎれて中国に突き付けた要求は、列強の警戒を招く
【シベリア出兵】 大兵団をシベリアに駐留させ続け、撤兵の機会を逃したまま避難を浴びた日本軍
【大戦景気と米騒動】 大戦景気の煽りを受けて米価が高騰し、主婦たちの怒りが爆発する
【ヴェルサイユ条約】 国際的地位を高めた日本だが、米英の警戒が強まっていく
【関東大震災】 首都機能と日本経済をストップさせた未曽有の大災害
ニッポン人の服装-大正時代 男性の間に背広が普及し、女学生の間ではセーラー服が人気に
第3章 昭和前期 世界恐慌の渦に巻き込まれ、戦争の時代へ
【金融恐慌】 大蔵大臣の失言が日本経済の大混乱を招く
【張作霖爆殺】 日中戦争へとつながる伏線となった関東軍の謀略
【世界恐慌と昭和恐慌】 最悪のタイミングで金輸出解禁が行なわれ、世界恐慌が日本に到来する
【ロンドン海軍軍縮条約】 海軍の大反対によって軍縮の時代が終焉を迎える
【満州事変】 政府の意向を無視する関東軍が、満州の権益を維持するため傀儡国家を建国する
【五・一五事件】 国家改造を望む青年将校のクーデター未遂事件により、政党政治が終焉を迎える
【国際連盟脱退】 リットン調査団の報告書をつっぱね、日本は国際的孤立の道を歩む
【二・二六事件】皇道派の青年将校が、昭和維新を呼号して天皇の側近を暗殺!
【日中戦争勃発】 国共合作により日本と中国は泥沼の戦いにもつれ込む
【ノモンハン事件】 ソ連軍の侵攻により、満蒙国境紛争が起こる
【その頃世界は・・・第二次世界大戦の対立構造】 持てる帝国主義国と持たざる帝国主義国の対立構造
【日独伊三国同盟】 日本はドイツ・イタリアと組む三国同盟の締結で、アメリカと決定的に対立
【日米交渉】 ハル・ノートの手交により決裂した交渉で日本は対米開戦を決断する
【真珠湾攻撃とアジア侵攻】 東南アジアの石油を得るべく計画された日本軍の第1段階作戦
【戦局の転換】 日米の攻守を逆転させた、ふたつのターニングポイント
【硫黄島の戦いと本土空襲】 日本はB-29の爆撃によって焼け野原となり、沖縄がアメリカの手に落ちる
【日本の降伏】 ポツダム宣言の受諾後も続いたソ連による日本領への侵攻
ニッポン人の服装-昭和前期 華やかな昭和初期のモボ・モガはやがて姿を消し、戦争の時代の国民服へ
第4章 昭和後期 長期にわたる平和を謳歌する日本の戦後
【占領下の日本】 アメリカ主導の占領政策で分裂を免れた日本
【GHQの民主化政策】 軍国主義を支えていた財閥の解体と、農地改革
【日本国憲法】 戦後日本の、”象徴“となった「マッカーサー憲法」
【その頃世界は・・・東西冷戦の対立構造】 日本が巻き込まれた自由主義陣営と共産主義陣営の対立
【朝鮮戦争と自衛隊】 冷戦下で行われた、非武装から再軍備への方針転換
【サンフランシスコ講和会議】 自由主義陣営との「単独講和」によって回復した日本の独立
【李承晩ラインと領土問題】 韓国大統領による、一方的な海上境界線の策定で竹島問題発生する
【日ソ共同宣言と国連加盟】 北方領土問題棚上げのままソ連との国交を回復
【60年安保闘争】 革新勢力の安保反対が学生と一般市民に波及し、大きな反対運動に発展
【高度経済成長】長期の好景気により目覚ましい戦後復興と高度成長を成し遂げる
【公害対策基本法】 高度経済成長の負の遺産が工業地帯に暮らす人々をむしばむ
【沖縄の本土復帰】 25年余の時を経て日本へ戻ってきた沖縄は、アジア防衛の拠点となる
【日中国交正常化】 田中角栄内閣のもと中国との国交回復を成し遂げる
【高度成長の終焉】 土地価格の急騰と中東問題がマイナス成長を招き、高度経済成長期が終わる
【国営事業の民営化】 国鉄、電電公社、専売公社が役割を終えて民間企業へ
【日米貿易摩擦】 日本の貿易黒字に対し、アメリカの対日感情が悪化
【その頃世界は・・・冷戦構造の崩壊】 弱体化したソ連と社会主義陣営の崩壊
【冷戦の終焉と日本】 米ソ対立構造の終焉とともに55年体制が崩壊
【ざっくりわかる 平成31年史】 長引く不況を脱するも、たびたび災害に襲われた日本
ニッポン人の服装-昭和後期 ファッションの多様化が進み、個性を強調する時代へ
参考文献
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