証言と写真で伝えたい昭和28年6月28日にあったこと
▽はじめに~「28・6・・28」と覚えよう 森下満里子
▽昭和28年6月25~29日北九州に何が起こったのか?「梅雨前線と北九州大水害」 末永裕貴
▽グラビア◎山津波にのまれた港まち⦿門司
▽門司の証言
1、 難儀しながら土石の山を越える人たち 山田禮次郎
2、 目の前で家が流され、山が動いた! 高倉喜代子・土居玲子・吉永美智子
3、 次兄の手が私を救った 森下満里子
4、 いまなお辛いあの日の記憶 池田洋子
5、 競書会で体験した土砂崩れとトラックの荷台 宮本大毅
6、 あの日、クラスの6人が亡くなった 高鍋千恵子
7、 臨時ニュースに急きょ門司へ戻った日 白木茂美
8、 見知らぬ家族の新設に涙した私 岩田昶
9、 井筒屋から門司まで歩いて帰った僕たち
▽グラビア◎深く沈んだ城下町⦿小倉
▽小倉の証言
1、 兄の水害写真帳と再会した私 風間茂
2、 坑木のいかだで救助に向かう 下原祐冨
3、 目の前に広がる泥海 酒井富世
4、 田んぼで足立山の山津波を見る 岡平信三
5、 七夕揮毫会の日に「たらい舟」 平山勝子
6、 日豊線を歩き避難したSL整備マン 植村幸雄
7、 裏山の土砂崩れが直撃し炊事場が吹っ飛ぶ 入口素直
8、 31年前、山津波に遭った体験談
▽グラビア◎泥流が下がった鉄の街⦿八幡
▽八幡の証言
1、 暴れる「大蔵川」を撮った高校生 樺信吾
2、 水が山のようになってうねり下った日 匿名希望
3、 残っていたのは屋根と柱と壁の一部 河井一男
▽秘話 立ち上がった学生たち⦿東京
きょうは八重洲口、あしたは数寄屋橋 佐伯博史
◇グラビア◎水没!下流域⦿遠賀
▽下流域の証言
1、 東隣の家が激流に押し流されて 井上博文
2、 気付いたら床上まで水が 松尾幸子
3、 大きな米缶と2本の「避難列車」 末廣恵美子
4、 「避難列車」で鉄橋を渡った私たち 枝澤二葉・鈴木文代
5、 女性を救助に漁船で急行 泉原藤生
6、 進駐軍の火薬は芦屋駅へ、お米は岡垣駅へ 吉野万三
7、 グランドピアノを工作台の上に 石松光一
8、 ドラム缶のいかだで流された私 伊藤シゲ子