図書ショウワシ ノ コエ000068492

昭和史の声

サブタイトル1~10
編著者名
早坂 隆 著
出版者
飛鳥新社
出版年月
2020年(令和2年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
315p
ISBN
9784864107754
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H47
保管場所
閉架一般
内容注記
『正論』『中央公論』『文藝春秋』ほか掲載を加筆し書籍化
和書
目次

第一章 日本統治下の生活
パラオ
両陛下のパラオご訪問
前駐日パラオ大使が語る日本時代
海軍兵士が見たパラオ
兄弟国としての二つの国旗
台湾
台湾に残る日本の心
好きな日本語は「オカエリナサイ」
八田與一の偉功
八田の悲劇的最期
日本と台湾のつながり
韓国
伊藤博文暗殺事件
女性への暴力
抗日武装闘争への参加
韓国の保護国化
韓国併合
鳴り響いた銃声
国際テロの拡散
ハルビン駅の情景
安重根は英雄か?
 
第二章 日中戦争
盧溝橋事件と上海戦
日中戦争の勃発
盧溝橋で聞く日本語
陸軍大将・松井石根
南京戦
南京戦の始まり
南京市内の光景
安全地帯に関する証言
軍紀と治安
興亜観音の設立
大虐殺はあったか?
判決
南京訪問
 
第三章 軍人たちの戦い
もう一つのユダヤ人救出劇
樋口季一郎の功績
満州国外交部への働きかけ
特別ビザの発給
ゴールデンブックを探して
ユダヤ人が語る感謝の言葉
ガダルカナルの戦い
「餓島」と呼ばれた島
総攻撃の失敗
飢えとの戦い
極限
撤退
復員して
ペリリュー島の戦い
島民への疎開命令
サクラ、サクラ、サクラ
一兵士が見た惨劇
終戦後も続いた戦い
両陛下のご訪問の意味
戦争の終わり
台湾の村を救った海軍兵士
飛虎将軍廟とは何か?
杉浦茂峰の最期
午前七時に流れる「君が代」
神像の里帰り
 
第四章 特攻隊
神風特別攻撃隊
敷島隊員・谷暢夫
谷から貰ったタバコ
特攻命令
出撃と帰還
特攻隊員の遺書
兄の遺品
フィリピン人の証言
人間魚雷「回天」
海の特攻兵器
学徒出陣
塚本太郎との出会い
運命の一言
思わぬ再会
回天の結末
水上特攻兵器「震洋」
特攻用モーターボート
若鷲と青蛙
廈門への進出
震洋への搭乗を免れた兵士
零戦への思い
人間機雷「伏龍」
極秘の特攻部隊
伏龍隊の実態
多発する事故
棒機雷の威力
隊員たちの心中にあったもの
 
第五章 空襲と終戦
東京大空襲
とある箱根駅伝ランナーの回想
上残飯と下残飯
焦土と化した東京
深川にあった風景
原子爆弾
広島の甲子園球児
軍隊と野球
広島への帰還
原子爆弾の投下
両親の最期
終戦
近衛兵という栄誉
皇居の軍務
火災の発生
甚大なる被害
宮殿炎上の真相
終戦前日の警護
クーデター計画と謎の「万歳」
 
第六章 ソ連の侵攻
樺太・集団自決事件
炭鉱病院の看護婦たち
彼女たちの決意
集団自決
真岡郵便電信局事件
生き残った看護婦たち
占守島の戦い
千島列島への侵攻
占守島の戦闘
池田戦車隊の活躍
停戦
分断国家化を防いだ戦い
 
第七章 東京裁判
東條英機の最期
事後法による裁判
教誨師・花山信勝
近づく処刑の瞬間
執行
一本の空き瓶
BC級裁判
モンテンルパ刑務所
憲兵隊での日々
戦犯容疑
教誨師・加賀尾秀忍
「あゝモンテンルパの夜は更けて」
 
第八章 抑留
シベリア抑留
ソ連による国家犯罪
強制連行
重労働と飢餓
秘密の告白
カザフスタン抑留
知られざる抑留
炭鉱の町・カラタンダ
銅の精錬所での記録
カザフ人が語る抑留
モンゴル抑留
百二歳が語る惨劇
極寒の洞穴生活
暁に祈る事件
ウランバートルでの強制労働
モンゴルに建つ慰霊碑
あとがき