図書目録ショウワ ナツカシ ショク ノ ジンブツシ資料番号:000068490

昭和なつかし食の人物誌

サブタイトル
平凡社新書;824
編著者名
磯辺 勝 著
出版者
平凡社
出版年月
2016年(平成28年)9月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
231p
ISBN
9784582858242
NDC(分類)
383.8
請求記号
383.8/I85
保管場所
開架一般
内容注記
主な参考文献:p227-231
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
一、 時代もの歴史もの
藤沢周平-浪人者のふるさと
一分銀にかける命/二足のわらじ/寒の鱈、春の旬
司馬遼太郎-「食」の街道をゆく
ドライブ・イン/そばの店にて/歴史を食べる
川口松太郎-浅草のめし、ハワイのめし
浅草の少年/原作・川口松太郎/ホノルルの粥
吉川英治-飢餓線上に立つ
『忘れ残りの記』/黒土は神の肌/食も人生味
 
二、 スターの周辺
高倉健-ロケ地の豚汁とカレー
コーヒー好き/摂生は主役の義務/旅と巡りあい
小津安二郎-とうふの果てのがんもどき
慄然とするシャレ/食べもの日記/酒は緩慢なる自殺
美空ひばり-入魂「悲しい酒」
そばでつながる/手づくりの塩辛/酒が最後の友
淀川長治-ヒッチコックの”鶏“
酒が飲めれば監督/切ない食/殺しの担当は夫人
 
三、 東京エッセイ
池辺良一-戦争は”めし"で負けた
理不尽のかたまり/映画の食うちそと/友だちのいない主役
吉田健一-大人の味わい方
すごい小説「海坊主」/銀座の静けさ/名著『私の食物誌』
高橋義孝-生きているのが嫌い
文章の面構え/弁慶の泣きどころ/梅干しの吸いもの
 
四、 笑いの源泉
やなせたかし-アンパンマンは、食べられる
おっさんのアンパンマン/おでん事件その他/ごめん土佐生姜
手塚治虫-洋食派漫画家
見えにくい私生活/空腹体験と大食/治虫のいるレストラン
横山隆一-焼いもと柿の実
隆一ワンダーランド/なにが食の豊かさか/辛ジャケの修行
田河水泡-のらくろ、長寿の秘訣
あれは、俺のことだよ/朝めしと負けおしみ/憩いはガーデニング
 
五、 旅と日常
松本清張-黒の食事
犯罪者たちの「食」/やすらぎの食/ある離脱の願望
有吉佐和子-女を自由にするもの
急いでいた人/不気味な食欲/見届ける畑と海
神吉拓郎-淡い夢の味
細く長く/二冊の本/食べる物語
杉浦明平-渥美半島、種蒔く人
バンカラ男の「明平さん」/甘味の地獄と極楽/明け方のウォツカ
 
六、 画家の視界
岡本太郎-ドカンとくる空腹感
文化をつかんだ人/食べる祈り/手紙とすき焼き
小絲源太郎-不忍池を田んぼにするな
「揚出し」十代目/疎開をしない理由/好物はうなぎ?
竹久夢二-最後はすし
福神漬と山の神/京のえんどう豆/最後の手紙の一行
 
七、 都会の休息
植草甚一-街を歩いて、コーヒー
八万円じょJ・J本/「ぶどう餅」その他/コーヒーの肴は本
須賀敦子-野菜の匂うヴェネツィア
回想のスパイラル/虫のいるチーズ/会食という握手
澁澤龍彦-悪魔を書く天使/眠くなる旅/塩ラッキョー
平野威馬雄-京都、鮎香るころ
ある横顔/銀座の「西洋」/山端の茶屋
 
八、 話術あり俳味あり
林家三平-チョコレートパンが食べたい
街の落語家たち/根岸の地味めし/もう一人の三平
安藤鶴夫-いい人間の料理はうまい
忘れ得ぬ表札/大酒飲みの甘党/食べもの屋のひととき
中村汀女-鬱気を払う和菓子
生きている銘菓案内/酒とたばこと恋/パッケージ批評
江國滋-打ち上げ、やりましょうや
ダメな編集者/船津屋の夜/菊屋の雑炊
あとがき
主な参考文献

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