図書アサヒカワ セイカツ ズガ ジケン000068489
旭川・生活図画事件
サブタイトル1~10
治安維持法下、無実の罪の物語
編著者名
安保 邦彦 著
出版者
花伝社
出版年月
2022年(令和4年)4月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
177p
ISBN
9784763420046
NDC(分類)
913
請求記号
913/A14
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
参考文献:p177
和書
目次
第一章 暗い時代の到来
治安維持法成立の背景
初めて治安維持法が適用された京都学連事件
小林多喜二虐殺と新美南吉の共感
二人の美術教師
旭川中等学校美術連盟の発足
忍び寄る軍国主義思想
天皇の行幸
菱谷、松本の学生生活
芸術に触れる
「校門は営門に通ずる」
綴り方連盟と生活図画教育にかけた教師
第二章 師範学校生たちの検挙
熊田満佐吾の検挙
思想犯にされた生徒たち
六名の処分
治安維持法の再改正
晴天の霹靂
菱谷良一の場合
菱谷の留置場生活
小松厚の場合
第三章 戦時下の獄中生活
松本の牢獄作品展
特高・高杉による取り調べ
調書のでっちあけ
菱谷良一の入牢
請願作業
自殺を試みる
松本五郎の獄中生活
未決囚たちの楽しみ 入浴場でのあれこれ
春を待ちわびる
母・仲子の来訪
菖蒲事件
特別待遇の囚人たち
第四章 翻弄された青春
日光浴の楽しみ
熊田満佐吾の獄中六歌
家族への手紙
看守たちあれこれ
監獄の中の人生模様
病気になったら最後
松本の検事取り調べ
菱谷の検事取り調べ
二度目の正月を覚悟
「思想犯」たちのその後
あとがき
参考文献