ボク、ああいうのは嫌い
- サブタイトル
- 疎開少年の戦中戦後メモリー
- 編著者名
- 高山 林太郎 著/高山 俊吉 解題
- 出版者
- かもがわ出版
- 出版年月
- 2022年(令和4年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 269p
- ISBN
- 9784780312041
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Ta56
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
ボク、ああいうのは嫌い 疎開少年の戦中戦後メモリー 高山林太郎
三歳からの記憶
父の決心、ボクの不安
上野発の夜行列車下りたときから
飯山は雪国の小京都
宮本百合子『乳房』のモデルだった父と母
色街の映画館前のボロ家
召集令状と還らぬ人
別れを告げた夢枕
愛の板挟みに苦悩する一年生
早熟少年は発育不良児
先生は楽な商売
担任は暴力教師
集団疎開児童
放尿で大不敬行為を働く
雪の飯山この世の地獄
軍国主義者へ転身した母
風船爆弾に神風が吹く・・・はず
二年の担任も金太郎飴
戦意高揚支離滅裂
それでも神風が吹く・・・はず
映像が途切れたような八月十五日
泣く母と歓喜のボクと
被害者面する教師
「おとな」は反面教師
始めて見る米兵
墨塗りで思い知る
思考停止か自己破壊か
ぶざまな東條と貧相な天皇
変わる日常生活
戦死者続出の食糧事情
威張る農家とヤミ米
リンゴと校長
ベントイル
労働者は不逞の輩か
この頃の父を思う
奉安殿(のガレキ)に小便を奉る
三年の担任もバカの見本
初めての人間教師
大和魂教師の華麗なる転身
飯山の世情
貸本は全読破したのである
吾輩の教師は本である
吾輩は全文暗記したのである
「リンタロウ」の憂鬱
新しい科目登場
被爆者を目撃し
原爆を憎む
祭りの復活
テキヤになりきる
野澤温泉に行く
ボクでも喰えない
父の思想に思うこと
魚は坂菜でタラはダメ
立派な○に感動する遠足
手探りの教師達
メルヘン童話の真相
共産党事務所に入り浸る
被災経験で抱く原罪意識
差別とオリンピック
ボク、アアイウノハキライ
恨みつらみが信濃の山々に連なる
新しい時代に考える
素晴らしきかなクラシック音楽
ボクの罪悪感
政治を思う
五年生になって知る科学
科学を知る前、知ったあと
奇怪千万の手の平返し
映画で思う偽善と不気味さ
宗教と科学を考える
別家族との同居生活
東京だ東京だ東京だ
東京の小学校生活
卒業式がどうした
解題 高山俊吉
おわりに 渡邉利奈
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