図書ギリヤーク アマガサキ ト イウ イキカタ000068481

ギリヤーク尼ケ崎という生き方

サブタイトル1~10
91歳の大道芸人
編著者名
後藤 豪 著
出版者
草思社
出版年月
2022年(令和4年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
237p
ISBN
9784794225719
NDC(分類)
779
請求記号
779/G47
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
主な参考文献・ホームページ:p236-237
和書
目次

第1章 90代
公園の地べたに座り、化粧をはじめた老人
「尼ヶ崎勝美」から「ギリヤーク尼ヶ崎」へ
「日本に生まれ、ここにいます」
「定番エピソード」をめぐるミステリー
「90歳という年齢が怖いですね」
「惚れっぽかった。そこのところ、話しておくよ」
「もう少し真剣に楽しく、精一杯生きてみようかな」
「でも僕、弱ってきているね」
新型コロナのワクチン接種「痛くない」
「僕なんか、一つの娯楽ですよね」
「過去の元気なときの場所や芸を思い出すんです」
ギリヤークさんいは踊りしかない。続けることは大変で、立派だと思います 大塚清子さん
 
第2章 誇りと後悔
「芸人」「夢」「念力」を語る
故郷で91歳初の街頭公演に臨む
理想と現実、悔恨と感謝のはざまで
「父親のことも同じくらい思っている」
「数寄屋橋公園もすっかり年をとったね」
「門真国際映画祭2021」授賞式
2週間の入院
今はギリヤーク尼ヶ崎という人の生きざまそのものが芸になっている 鵜飼正樹さん
 
第3章 紆余曲折
祖母に連れられて映画館通い
「予科練」に憧れた軍国少年
旧制中学を5年で中退
月2万円の仕送り
険しかった映画俳優への道
おたがい干渉はしません。でも、兄弟として生まれた責任があります 尼ヶ崎光春
 
第4章 追いつめられて
舞踊家失格
倒産、大火、身内の死
我流で「星空と自分が一つになる」呼吸法を習得
30歳で上京
突破口を探して
「いろいろ考えたけど、いっさい全部ダメだった」
創作舞踊だが、でたらめじゃない。完全に頭の中に動きがあるんです 岡田昌大さん
 
第5章 世界の街頭で
銀座・数寄屋橋公園で街頭デビュー
新宿・伊勢丹前の歩行者天国で警察に連行
最高の場所だった渋谷ハチ公前
「母さんにとっては、ちり紙も投げ銭の一部だった」
革命記念日のパリで踊る-初の海外公演
「ニューヨークは自由だった」-初の渡米
渡航費用をだましとられる
赤いサポーター誕生秘話-半月板手術
「僕に役者の才能はなかった」-伊丹映画に出演
自費ではるばるアマゾンへ
母・静枝さんとの別れ
「ギリヤーク族に似てますね」-サハリン公演
チャールズ・チャップリンの息吹-英国公演
「このころがいちばん、貯金があったのかな」
渋谷駅のバス停の列の先頭に、体育座りをしているギリヤークさんがいました 南達雄さん
 
第6章 祈りの踊り
血を流しながらの舞踊-阪神大震災
「大東亜戦争で亡くなったすべての人のために」-中国公演
1回の公演で78万円の投げ銭が入った
「寂しい目つきの人が多かった」-世紀末のドイツで
「祈りを続ける」ということ-米国同時多発テロと東日本大震災
「本当は、踊りなんかできる状態じゃないの」
86歳にして新しいスタイルを導入
「『身体維持費』がものすごくかかるんですよ」
「最後に残る演目は何だろうか」
お客さんの輪まで含めて芸だなと思った。そういうことをできる人をはじめて見た 紀あささん
おわりに
主な参考文献・ホームページ
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