図書カヨウキョク カラ ショウワ オ ヨム000068443

歌謡曲から「昭和」を読む

サブタイトル1~10
NHK出版新書;366
編著者名
なかにし 礼 著
出版者
NHK出版
出版年月
2011年(平成23年)12月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
187p
ISBN
9784140883662
NDC(分類)
767
請求記号
767/N38
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
主要参考文献:p186-187
和書
目次

序章 歌謡曲の終焉
多様なジャンルを包含する歌謡曲の世界
歌謡曲の国民的土壌
特殊昭和的現象
 
第1章 日本の「うた」をさかのぼる
「うた」の誕生
「遊びをせんとや」の旋律は?
「融合」こそアイデンティティ
男装の阿国
七五調の引き出し
 
第2章 流行歌の誕生
幕末に歌われた「草競馬」
「蛍の光」の四番の歌詞
歌謡曲第一号
自由のリズム「三拍子」
オペラとアチャラカ
 
第3章
哀しみのリアリティ
戦争と文化
昭和初期の歌謡界
「歌」の統制
満州の<哀しみ>
女の軍歌
 
第4章 戦争を美しく謳った作家たち
軍歌と歌謡曲
「軍神」の落とし穴
愛国と天皇
軍歌の名曲とは
歌を書いてはならない場所
 
第5章 戦後歌謡と二人の作曲家
満州で見た"鹿のフン"
「リンゴの唄」と「凱歌」
敗戦後という時代の歌
R・ハッターの正体
筋金入りの敵性音楽好き
"愛国者"の戦中戦後
 
第6章 音楽ビジネスに起きた革命
成長のとば口の寒々しい光景
どんな曲であれ、だれよりもうまく歌う
今でも歌える「狂った果実」
音楽出版社とフリー作家
洋楽レーベル方式の定着
演歌は歌謡曲の本流ではない
 
第7章 すべての歌は一編の詩に始まる
壮観の昭和四十年代
過去という<ひらめき>
ワンポイント・ルーズ
ニシンの夢への挽歌
<ひらめき>に<ひらめき>が加わるとき
 
第8章 歌謡曲という大河
GSとの交流と競争
ニューミュージックの時代か、歌謡曲の時代か
名曲と生き方の間
テレビとアイドル
憧れとアンチテーゼ
 
終章 歌謡曲の時代のあとに
昭和歌謡の記憶
歴史的歌謡曲ベストテン
わが心の歌謡曲ベストテン
牡丹江のカラオケで
 
主要参考文献