日米交流史の中の福田なをみ

図表一覧
略号リスト
序章　国際交流とライブラリー
外国に関する知識
福田なをみの活動
図書館情報学用語とアーカイブズ学用語の整理
「一次資料」と「二次資料」
「情報資源」
図書館、および図書館で働く人を表す日本語
本書の構成と概要
　
第一章　日本の中のアメリカ、アメリカの中の日本
生い立ちと環境
両親
幼少時の環境
高等教育と留学
東京女子大学英語専攻部卒業と日本語教師
日本研究者Ｒ・ライシャワー（Ｒｏｂｅｒｔ　Ｋ．　Ｒｅｉｓｃｈａｕｅｒ）との出会い
アメリカ留学―日本語教師とライブラリアン
ロックフェラー財団人文学フェロー
議会図書館（ＬＣ）での実習
まとめ
　
第二章　日米親善から敵国情報へ
日本での仕事
帰国
東京帝国大学附属図書館
ＬＣ資料収集の手伝い
アメリカ研究とアメリカに関する情報資源
立教大学図書館と当時のアメリカ研究
帝国図書館における資料群
太平洋協会とアメリカ情報
戦時中の福田―外務省調査局での勤務
外務省での福田
外務省情報部の情報施策
外務省調査部と情報収集
まとめ
　
第三章　軍政とライブラリー
はじめに
ＧＨＱでの仕事
福田の職場：Ｇ－２調査課？
ＣＩＳの機能
ＣＩＳライブラリー
福田の消息
ＧＨＱとライブラリー
軍人用ライブラリー・サービス
軍政用ライブラリーと調査資料
ＧＨＱの図書館政策と福田の関わり
国会図書館から国立国会図書館へ
ダウンズ顧問付き
図書館員養成問題とＪａｐａｎ　Ｌｉｂｒａｒｙ　Ｓｃｈｏｏｌ
ミシガン大学からのオファー
まとめ
　
第四章　国際交流から日本研究へ
はじめに
初期の国際文化会館図書室
国際文化会館の創立と図書室の設置
草創期の図書室の活動
アメリカ図書館研究調査団
視察旅行団のアイデア
団員と準備
視察旅行
調査団の成果の展開
日本研究への収斂
特色ある活動：協力、あっせん、援助
国際文化会館の方向性と利用者サービス
情報資源の編纂と調査
まとめ
　
第五章　アメリカの日本研究とライブラリー
はじめに
アメリカにおける日本研究環境の変化
日本に関する学術研究体制のはじまり
日本語習得と研究用ツール
メリーランド大学東アジア図書館
メリーランド大学とゴードン・プランゲ（Ｇｏｒｄｏｎ　Ｐｒａｎｇｅ）のＧ－２資料
メリーランド大学図書館と東アジア・コレクション
福田の一年
資料の性質
ミシガン大学アジア図書館
福田着任以前のアジア図書館
福田在職時代（一九七〇年三月－一九七八年六月）のアジア図書館
退職後の活動
まとめ
　
終章　外国研究とライブラリアン
福田なをみと「外国研究」のライブラリー
福田なをみの生涯
外国に関する情報資源整備
外国研究の二面性とライブラリーの情報資源
研究と情報資源
研究の位相における資料群と言語
研究図書館における図書館資料とアーカイブズ資料
「外国研究」
あとがき
福田なをみ編著作物リスト
福田なをみ略年譜
参考資料・文献
凡例
一次資料
〈在日機関〉
〈在米機関〉
書籍・記事・逐次刊行物
〈日本語〉
〈英語〉
ウェブ上に公刊された資料
〈日本のウェブサイト〉
〈北米他のウェブサイト〉
インタビュー
〈聞き取り調査〉
〈書面・メールでの回答〉
写真図版所蔵機関一覧
人物註
註
索引