図書ゲンセツ ヒョウショウ ノ ジバ000068346

言説・表象の磁場

サブタイトル1~10
シリーズ戦争と社会 4
編著者名
蘭 信三 編/石原 俊 編/一ノ瀬 俊也 編/佐藤 文香 編/西村 明 編/野上 元 編/福間 良明 編
出版者
岩波書店
出版年月
2022年(令和4年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
xiv,250p
ISBN
9784000271738
NDC(分類)
391.1
請求記号
391.1/A65/4
保管場所
閉架一般
内容注記
執筆:福間良明,佐藤卓己,佐藤彰宣,福家崇洋,根津朝彦,櫻澤誠,玄武岩,森下達,山本昭宏
和書
目次

『シリーズ 戦争と社会』刊行にあたって
総説 「体験」「記憶」を生み出す磁場――戦後と冷戦後の位相(福間良明)
第Ⅰ部 拮抗する「反戦」と「好戦」
国民参加のファシスト的公共性――戦時デモクラシーのメディア史(佐藤卓己)
ミリタリーカルチャーの出版史――戦記・戦史・兵器を扱うことの苦悩(佐藤彰宣)
日本遺族会と靖国神社国家護持運動(福家崇洋)
 
第Ⅱ部 戦争体験論のポリティクス
「戦中派」とその時代――断絶と継承の逆説(福間良明)
小林金三と「満洲国」建国大学――『北海道新聞』論説陣を支えた東アジアの視座(根津朝彦)
沖縄戦記と戦後への問い――「本土」への懐疑と希求(櫻澤誠)
 
第Ⅲ部 冷戦後の社会と前景化する記憶
被害と加害を再編する結節点としての「戦後五〇年」――国境を越えてゆく戦後補償の運動と言説(玄武岩)
ネット時代の「歴史認識」――「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ(森下達)
原発災害後のメディア言説における「軍事的なもの」――「感謝」による統合とリスクの個人化(山本昭宏)