図書タミヤ モケイ ノ シゴト000068285

田宮模型の仕事

サブタイトル1~10
編著者名
田宮 俊作 著者
出版者
文藝春秋
出版年月
2000年(平成12年)5月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
318p
ISBN
9784167257033
NDC(分類)
589
請求記号
589/Ta81
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに

第一章 木製模型との幸せな出会い
模型との出会いはこんなふうだった
敵機来襲!あれが逆ガル型の翼か
模型屋の跡取り……とはいいながら
戦艦より大きい駆逐艦なんてあるもんか

第二章 泣く泣くプラモデル製作に転向する
こんなものは模型じゃない
プラモ製品の作り方がわからない
第一号「戦艦武蔵」の大赤字で腹がすわる
起死回生、小松崎茂先生の箱絵に社運を賭ける
正月に鳴り響いたパンサー戦車の注文電話
小松崎邸で得た私の右腕
銀座の料亭で激励された零戦

第三章 プラモデルは金型が命
傲慢な金型屋、でも耐えるしかない
もうガマンできない、自社で金型を作ろう
金型づくりはまず技術者づくりから
スロットカーの人力開発で力をつける
日本一ではダメ、世界一を目指そう
なぜ?スロットカー・ブームの急降下

第四章 取材こそ模型づくりの基本
アバディーン戦車博物館では発見の連続
ボービントン博物館に完成した「タミヤホール」
スミソニアン航空宇宙博物館の「晴嵐」レストアに参画
ソ連戦車を取材にイスラエルに飛ぶ
零下七度、パットン博物館での雪中取材
忘れられぬ素敵なスタッフたち
ライバルは「エアーフィックス・マガジン」!?「タミヤニュース」の創刊
「兵士人形」発売で模型表現がぐんと広がる
大塚康生さん秘伝の「二コマ前のポーズ」
戦場の名脇役・シュビムワーゲンの模型化
ジオラマの美しさは物語を生み出すことだ
なぜ戦車模型は人気があるのか
ユニークなウォーターラインが生まれる
上田毅八郎さんとの出会い

第五章 とことんやるのがホビーの世界
やるならトレッドパターンも本物そっくりに
世界一のトイフェアで評価されたホンダF1模型
そのまま縮小しても模型にはなりません
本物のポルシェ911を買ってバラバラにするしかない
「静かなRCカー」を開発した元経理部員
電動RCカーは社員の自主性を尊重する教育で開発
カリフォルニアの砂をけたてるタミヤのRCカー
ホーキング博士もお客さん?ソーラーカー
F1が作った「世界のタミヤ」の顔

第六章 山あり谷ありミニ四駆の十八年間
気楽に作れる模型がほしいんだ
子どもの心をつかめなかった初代ミニ四駆
ワイルドウイリスの弟分として発展する
スピードタイプに設計を全面変更しよう
子どもは改造の天才だ、発明家だ
人気急降下!スロットカーに二の舞いか
フルカウルでミニ四駆ブーム、ふたたび
工夫と決断こそミニ四駆レースの醍醐味だ
ミニ四駆にはタミヤの「本気」がつまっている

終章 外国人の見たタミヤ模型-二十一世紀のタミヤ
Shunsaku Tamiya の思い出
タミヤ二十一世紀へ

解説(リチャード・クー)