死ぬまで、働く。
- サブタイトル
- 97歳・現役看護師の「仕事がある限り働き続ける」生き方
- 編著者名
- 池田 きぬ 著
- 出版者
- すばる舎
- 出版年月
- 2021年(令和3年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 189p,図版 [2] p
- ISBN
- 9784799110058
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/I32
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 97歳、今も現役で看護師をしています
この年まで生きて働いているとは思いませんでした
88歳で現在の職場に。「最後のおつとめ」のつもりで
いちしの里社長・淺野信二さん① 池田さんはキャリアがあるのに、謙虚な方です
集まったシニア看護師。みな元気に働いています
いちしの里前管理者・橋口光子さん(80) 年を重ねて働けることは幸せ。池田さんが目標です
週1~2回の勤務がちょうどいい。生活のメリハリに
私たち年寄りは若い人をサポートするのが役目
いちしの里社長・淺野信二さん② 60代以上のシニア看護師11名、介護士7名が元気に在籍中です
仕事をする限り、きちんとやる。年だからと甘えてはあかんですね
足手まといになったら退く覚悟で
「すごい」ことなんてひとつもない。ただ働いてきただけ
第2章 「目の前に仕事がある限り働く」生き方
誕生~10代 働く母に育てられ、「手に職」をめざして
戦時中 負傷兵の療養所で看護の基本を叩き込まれる
戦後~30代半ば 大家族を養うため姑に子どもを任せて働く
30代後半~50代半ば 責任者として多忙を極めた働き盛りの頃
50代半ば~60代 定年後も再就職、フルに働き続ける
70~80代 「老後」とされる年代に介護施設の立ち上げに参画
3日家にいると仕事に行きたくなる。外で働く癖がついている
第3章 自分でできることは自分でする暮らし
ひとり暮らし、家事はどうにか自分でやっています
「今日すること」をメモにして。1つ2つでもこなせると嬉しい
野菜と花の世話が日々の楽しみに。草引きはほぼ毎日しています
今の世相を知るために、新聞を読んでいます
苦手だった料理も楽しむゆとりが。時々新しいレシピに挑戦
91歳まで原付バイクに。今はできるだけ歩いています
特別な健康法はなし。「しっかり食べる」ことはずっと大切に
第4章 80年の仕事人生で培った人間関係の勘どころ
若い人たちには自分の経験を押しつけず、行動で見本を
年下でも、上司は上司。立場をわきまえた態度は崩さない
誰にでも良い面悪い面がある。良い面にいかに目を向けるか
人間関係を円滑にする、小さくて大きな5つの知恵
親族とも「つかず離れず」「寄りかかりすぎず」に
第5章 どんな苦労も経験も私という人間を作る薬
「一生涯を貫ぬく仕事」を持てた、ありがたさ
今も昔も看護師としてのやりがいは、患者さんが元気になること
何事も断ることはしない。苦労が人間性を作り上げてくれる
姉や義母、姪…支えてくれた人たちに感謝のお返しを
「10年目標」で二度、大変な時期を乗り切りました
親しい人が亡くなっていく。長生きの寂しさはあるけれど…
いつか施設に入っても、ボランティアをするつもりです
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