図書キエタ ガクイン000068238
消えた学院
サブタイトル1~10
日中共学を実践した「青島学院」の三十年を追う
編著者名
米村 秀司 著
出版者
ラグーナ出版
出版年月
2011年(平成23年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
287p
ISBN
9784839108021
NDC(分類)
376.4
請求記号
376.4/Y83
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献ほか:p283-285 吉利平次郎年譜と青島学院の沿革:p275-282
和書
目次
はじめに
第一章 青島英学院の設立(大正五年)から文部省認定(昭和三年)まで
散逸した資料/青島の歴史
青島占領/対支二十一カ条の要求
青島渡航のきっかけ/青島英学院の創設
青島学院実業学校/校舎の賃下げ
昼間の商業学校開設/日中共学の実践
大学設置構想/抗日運動と青島返還
守備軍の撤退と生徒減/総領事館の支援
創立十年間の回顧/文部省認定の在外指定学校へ
第二章 日中緊迫下の学院教育から学院創立二十周年記念祝賀会(昭和十一年)まで
山東出兵と日中の衝突/抗日運動と青島居留民団の活動
国民党政府の圧力/創立十五周年祝賀会
日本製品宣伝隊・学生隊商の派遣/学生隊商報告書と現在
新校舎建設/落成祝賀式
高松宮殿下拝謁/創立二十周年祝賀会/青島学院の教育理念
第三章 戦火の中での中共学から終戦(昭和二十年)まで
日中戦争へ/鹿児島で再開準備
復帰と開校/支那事変と紘宇高等女学校の誕生
近衛内閣声明と日中関係/過激化する抗日テロと青島学院生
高松宮殿下に再び拝謁/戦火の中で
高商新設へ/高等商業学校の認可
中国人卒業生の中日親善/吉利平次郎の日中共存共栄論
憩いの家建設/大東亜戦争へ
昭和天皇より御下賜金/牧野信顕日記と侍従武官長の記録
第四章 終戦と青島学院の存廃問題
引揚げと生徒の転入学
日記を追う
子供と孫たちは今
第五章 青島の歴史保存と現代
青島学院卒業生を訪ねて/青島日本人会設立二十周年
青島学院校舎は昔のまま
日中共同歴史研究と呉宝林さん(商業学校十一期生)の論文
日本人会の歴史保存活動/中国書籍が青島学院紹介
青島会の活動/中国に残る日本歴史史料
学院資料集