図書ジンブツ フジン ウンドウシ000068207

人物婦人運動史

サブタイトル1~10
明治・大正・昭和のあゆみ
編著者名
金森 トシエ 著
出版者
労働教育センター
出版年月
1980年(昭和55年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
326p
ISBN
NDC(分類)
367.21
請求記号
367.21/Ka45
保管場所
閉架一般
内容注記
婦人運動史年表(1869-1979年):p303-323
和書
目次

序にかえて-女性史へのひとつの試み
第一章 たいまつをかかげた女たち
廃娼・反戦・参政権・社会主義-明治期に出そろった婦人の要求-
一夫一婦の建白
遊郭反対に母親デモ
男は勲章喜ぶバカよ
愛国と反戦と無政府主義と
「青鞜」の女たちの背景
“新しい女”に石つぶて
“婦選”なくして“普選”なし-大正デモクラシーのもとで-
女工小唄と労組婦人部
参政権への突破ロ
婦人解放=階級解放
大震災で再び手をつなぐ
婦選ついに死す
婦選から消費者運動へ-戦前・戦中、「婦選」の火は消えたけれど-
婦選から日常生活運動へ
“毒煙”事件おこる
無知退治が先決
すべては戦火のなかに
催涙ガスとたたかう
母をまもれ-母子心中続出
 
第二章 おしゃもじ運動も公害闘争も
廃墟に躍りでた主婦連-エプロンつけて街頭へ-
主婦連の誕生
どんとぶつかりゃ主婦の勝ち
ウソつき食品追放
二本柱-物価・公害
白いソーセージ
消費者運動の戦列に参加した地婦連-全国調査に威力を発揮-
地婦連の歩み
プロバンガスが引き金
竹ヤブ婦人会から脱皮
一人は万人のために、万人は一人のために-生活に根をおろす生協運動-
女手でつくった生協
団結もちと米よこせ
育てる活動のよろこび
行政や企業をまきこんだ消費者運動-工夫をこらし消費者運動は前進する-
マン・パワーも登場
“飯たき博士”と消費者の会
ソロバンはじく関西主婦連
無漂白パン・安全豆腐
都市と農村も共闘へ
 
第三章 おかあさんの変革
“世界のおかあさん、手をつなぎましょう”-主婦連と並んだ大衆婦人運動“母親大会”準備期-
PTAからスタート
教え子を再び戦場に送るな
“死の灰”への怒り
子どもを守る“うさぎさん”
全世界の母よ、ひとつになろう
もうおかあさんは黙ってはいない-だが、揺れうごく婦人組織はどこへ-
涙の第一回母親大会
世界の母親、スイスで大合唱
揺れうごく婦人組織
七〇年代の歩み
母親たちの願いは地下水のごとく-草の根の地域婦人運動の姿-
どの子にも生きる権利が
児童劇映画「象のハナ子」
おかあさんの公害日誌
 
第四章 自立への道はけわしくとも
女が職場で働く-逃げて帰れる場所=家庭はない-
働く婦人に根づよい差別
婦人救師のみごとな結束
育児休職制度に取り組む
合理化とたたかう“少女部長”
働きつづけるにはまず保育所-陽のあたらない谷間のゼロ歳児保育-
ふえよ、保育所
谷間のゼロ歳赤ちゃん
保育の中身の充実へ
「カギっ子」をなくそう
盛り上がる婦人の“人権”意識-泣き寝入りせず裁判闘争に持ち込んででも-
“寄宿舎の女の子”の自立
結婚退職制に初の無効判決
夫婦同居をかちとろう
女子若年定年制にも勝訴
健康なからだを返して
女の論理を、人間の解放を
 
第五章 女性の解放、人間の解放
国際婦人年が設定されて-ともかく日本の婦人運動にハズミをつけた-
国会の婦人議員たち
国際婦人年世界会議
新聞にもの申した女性記者たち
行動を起こす女たちの会
「国内行動計画」批判
婦人労働をめぐって-男女平等と母性保護をテンビンにかけないで-
法廷でたたかう女たち
母性保護と男女平等
昨日から今日へ、今日から明日へ-多様に広がる婦人運動-
家庭科の男女共修
売春と子殺し
“わだつみの女”たち
学習と実践は車の両輪
跋にかえて-涙を流し怒りに燃えて歩む前方に光が
付 婦人運動史年表(一八六九-一九七九年)