岐阜県従軍回顧録 支那事変・大東亜戦争編 第三巻
沖縄編
沖縄及び南方諸地域の岐阜県慰霊塔 「岐阜県の塔」建立に際して (高崎三郎)
-沖縄の戦跡をおとずれて- 高台にそびえる「岐阜県の塔」 (八代清作)
-沖縄の戦跡を巡拝して- (古田金次)
健児の塔
ひめゆりの塔
黎明の塔
両将軍辞世の歌
南方諸地域戦没二万七千柱合祀 岐阜県の塔、除幕慰霊祭に戦友代表として参列 (吉田欣児)
天一号作戦 (高崎三郎)
苛烈を極めた沖縄戦を回顧 (西尾豪次)
-沖縄の鐘乳洞で- 屍とともに半年 (日比野勝広)
沖縄戦で九死に一生をえて (林敬)
沖縄に転戦
陣地構築にあけくれる
分隊長、戦死
絶え間ない戦車の襲撃
壕の出口がふさがれる
野戦病院は超満員
傷にウジがわく
戦闘終わる
忘れ得ぬ戦友
亡夫「内記新七郎」の消息をおたずねして (内記八代子)
第二高女生の白梅の塔
沖縄師範健児の塔と鉄血隊の最期
爆雷と散った五人の乙女
死の断崖
芳魂の塔
台湾編
台湾の臨戦体制
<実弟のような君だった> 故可児茂男君の霊に合掌 (
故熊崎清松君のご冥福を祈って
満州・シベリヤ編
満州での戦闘
大陸に薫る「やまとなでしこ」 (花村藤市)
白旗二題 (奥村友次)
奉天造兵所に於けるソ連兵の暴挙 (奥田保重)
満州で終戦を迎えて (加納林作)
満州敗戦の恐怖を語る (奥田喜久子)
捕りょ記 (関谷五百里)
ソ連収容所の実態 (小川三雄)
-シベリア抑留記- 生きぬいてよかった (鎌田孝一郎)
朝鮮編
-済州島の砦で敗戦- 自給自足体制に専念した主計 (安藤三郎)
従軍の想い出 (飯波与次郎)
内地編
内地の防衛 (田上吉信)
鷹森部隊後発隊の輸送業務を担当して (八代清作)
-兵事主任を担当して- 大東亜戦争を回顧する (伊佐地忠一)
独立混成第一旅団の戦没者に対する 弔辞 (藤墳啓太郎)
忘れえぬ従軍随想 (川上盛男)
特攻隊と共に (平野秀夫)
内地の防空戦闘 (鷲見典男)
陸軍特攻作戦の主な使用機
激戦の陰の裏話 (佐竹豊治郎)
岐阜市戦災の想い出 (八代清作)
遺族の心境を訴える (小木曽春江)
日本はこれでもいいでしょうか
駆逐艦谷風とともに弟の戦死を悼む (三宅訓明)
回天兵器の恐ろしさ一発で敵艦を轟沈させる (山田武夫)
故陸軍曹長磯辺栄君の戦攻について (松原秀夫)
回天の偉業を偲び軍神黒木博司海軍少佐を想う (松田要二)
特殊潜航艇
久古儀造君の死を悼む (岡崎千代治)
二人の愛児を皇国に捧げし遺族訪問記 (伊藤次作)
三十三回忌 (加藤嘉雄)
顕彰碑を書く (加藤嘉雄)
戦裁犠牲十八烈士を偲ぶ (武藤正美)
台湾沖海戦に散華せられた長沼正氏の勇戦を聞く (編集・今尾嘉一)
戦争終結後の援護行政のあらまし (岐阜県厚生世話課長・谷五百里)
軍人、軍属および遺族に対する恩給
戦没者遺族の援護
遺族相談員の設置
戦傷病者の援護
未帰還者、引揚者の援護
戦没者の叙位叙勲
戦没者の慰霊
独立守備隊 (杉山久夫)
追想 (永瀬友昭)
追録編
上海敵前上陸戦 (上野仙三)
戦場の所感 (春見三市)
戦争と祖国
軍人精神と宗教心
戦力と教育と宣伝
戦いと人間味(趣味)
-北満からラバウルまで- 戦場生活の十余年 (柘植重紀)
戦友の霊よ安らかに (水野毅)
メイクテラ作戦裏話 (横井公一)
歩み来し思い出のかずかず沖縄のことども (飯波与次郎)
沖縄上陸と作戦準備
沖縄のハブ
戦闘
第九師団の沖縄抽出
台湾警備と終戦
台湾での出来事
朝鮮済州島へ (安藤三郎)
サイパン島陣中日記の抜粋 (加賀学)
日本赤十字社第四八七救護班 業務総報告
比島戦の様相について (松田要二)
上海周辺における速射砲中隊の戦闘 (若林四郎)
-上海敵前上陸に思う- 師団無線通信の戦い (葛西勇吉)
その名も高きぼたん部隊 鳴呼壮烈三中隊長の戦死 (辻義一)
鳴呼壮烈呉淞敵前上陸を顧みて (佐藤照明)
補充隊に召されて (大江無外)
江南の山を鮮血に染めて (春田晃)
白衣の天使 (酒井正助)
従軍の思い出 (神戸太一)
動員下令と心境 (井之口政一)
白須賀君を偲ぶ (国島秋雄)
北支派遣泉第五三二〇部隊 (田中憲策)
北支作戦山西省晋西北作戦 (TK生)
北支伊太利兵営の接収 (TK生)
北鮮の抑留生活 (今井留吉)
追想!!河南省彰徳!! (野々村新一郎)
満州の思い出 (早野正義)
満支国境守備隊当時とソ連抑留の思い出 (原科由一)
関東軍兵士の述懐 (花村藤市)
生死真実 (高木正喜)
軍旗訣別の辞 (山本修造)
私の従軍記の一端 (宇佐美富士夫)
鳴呼!!田中透連隊長閣下を想う (片桐克)
“あゝ死闘の航空戦” (飯田一)
韶関攻略の緒戦 (伊藤正司)
郷土部隊と俱にルソン山岳行 (青山利夫)
霊の導きはあるか (三宅円六)
急に胸さわぎ
神は果して此の世にあるか
苦闘ネグロス山中 (伊藤邦芳)
ブーゲンビル島の回顧 (後藤久雄)
空襲下の自動車従兵として (服戸孝次)
ニューギニア島を偲んで (清水利夫)
“鳴呼”輸送船 (伊藤貢)
飢餓の島 (小林義次)
大空に散った弟を思う (磯辺喜一)
ある殉死 (加藤正)
内地部隊での思い出 (鈴木行雄)
陸軍士官学校の終戦 (白川一)
聖将山下大将を偲びて (松田要二)
ある召集兵のメモ (横尾明暁)
沖縄戦の一面 (松井達雄)
パラオ島に眠る霊に合掌 (大橋富男)
“野戦病院への途” (林常夫)
従軍にまつわる歌 (野呂三千夫)
戦場日記から 再び故国を後に (浅野義雄)
終戦夜話 (近藤貢)
南十字星のもとにモーレツなる熱地 (伊藤章)
鳳兵団第一六一連隊の奮戦記 (山田次郎)
今次大戦で南方諸地域戦戦没者数 (国島甚一)
学徒動員の追憶 (今尾嘉一)
終巻の発刊によせて (加藤錀平)
今は亡き戦友に捧ぐ (会長・松田要二)
祭文
追悼の辞 (岐阜県知事・平野三郎)
みたまのさけび (宮司・森重雄)
ご挨拶 (武藤嘉文)
第三巻編集を終って (今尾嘉一)
編纂を終えて (加藤正)
感激をそのまゝに (川島滋日知)