戦後信州女性史
序
まえがき
一 空しい戦争の果てに
戦争は終った
満州開拓移民女性の悲劇
二 苛惨な戦後生活
絶望と再起の戦争未亡人
引揚げ女性の苦しい生活
都市女性のヤミ生活
農村女性の増産運動
帰還促進運動に奔走
三 女性解放を支える法律
主として勤労女性の場合
農村女性の場合
四 戦後婦人団体の結成
地域婦人団体の新生
初期の活動状況
民主化への脱皮
五 婦人参政権と政治活動
婦人最初の選挙
婦人の地方議会進出
婦人の政治的自覚と議員増加
婦人議員の意義
婦人の政治勢力の低下
六 発展する婦人教育
公民館・婦人会等の啓発
学習の発展と向上
七 PTAと母親
母親の重要な教育的地位
母親たちの活動と問題点
八 生活改善運動の発展
はばむものと進めるもの
水道敷設にかけた熱情
衣食住等の改善
結婚改善の普及
九 女性の過重労働の解決
近代化を妨げる過重労働
保育所設置に努力
共同化への第一歩
農休日の設定
主婦の生活とレクリエション
一〇 女性の健康問題と家族計画運動
粗略にされる女性の健康
切実な家族計画運動
母子健康センターの設置
一一 家庭の民主化運動
封建的家庭の崩壊
嫁の低い地位
問題の主点は嫁と姑
夫婦・親子・老後の問題
一二 女性の教養と学習の深化
母親の読書運動
文集をつづる母親たち
信州婦人大学能座
一三 働きに出る主婦たち
主婦の経済的無力
賃金収入をめざす主婦たち
主婦の稼ぎの意義
一四 主婦農業の発展
初期は手伝い農業
農業の経営主となる主婦
一五 政治問題への反応と社会的活動
あいつぐ政治問題と女性
女性の社会的活動
青少年問題とカギッ子問題
一六 婦人諸団体の活動
婦人会の推移
農協婦人部の活躍
母親大会の発展
未亡人会の結成とその後
その他の諸団体
グループ活動の発展
一七 今後の女性の動向
隷従の時代の女性
今後の女性の生活
あとがき