最後の参謀総長梅津美治郎
- サブタイトル
- 祥伝社新書 647
- 編著者名
- 岩井 秀一郎 [著]
- 出版者
- 祥伝社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 257p
- ISBN
- 9784396116477
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/U74
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p249-257
- 昭和館デジタルアーカイブ
プロローグ――戦艦ミズーリにて
一枚の写真
後始末の男
第一章 「軍人勅諭」の子
複雑な生い立ち
陸軍のエリートとして
短かった結婚生活
「軍人勅諭」を胸に抱いて
第二章 動乱の時代に――第一の後始末、二・二六事件
内外の混乱
満洲事変への対処
永田軍務局長、斬殺さる
二月二十六日朝
次官就任、粛軍へ
軍部大臣現役武官制の復活と真の目的
青年将校処刑で見せた素顔
陸軍の機構改革
梅津の「イデオロギー」とは?
幻の宇垣一成内閣
石原莞爾の戦略構想
なぜ宇垣内閣を潰したのか
林銑十郎を操る人物
梅津VS.石原
近衛文麿内閣と梅津の暗躍
梅津への誤解と警戒
日中戦争と石原の敗北
梅津の真意は拡大か、不拡大か
中国戦線へ
第三章 国境の司令官――第二の後始末、ノモンハン事件
異例の就任
ノモンハンの「戦争」
手綱を引き締める
満洲国での梅津
プライベートで部屋を設計!?
戦争への道
北進論の台頭
関東軍特種演習
関東軍は動かず
日米開戦への冷めた目
戦況悪化
第四章 最後の参謀総長――最後の後始末、終戦
昭和天皇の意思
「また後始末だよ」
「梅津を首相に」
二つの提案
陸軍大臣兼任!?
期待と反発
捷号作戦、発動
近衛上奏文
統制派の巨頭
戦争終結に向けて
繆斌工作
鈴木貫太郎内閣の成立
名コンビ
昭和天皇への上奏①
昭和天皇への上奏②
梅津は「徹底抗戦」を意図したか
ポツダム宣言をめぐって
ソ連侵攻
御前会議での意見対立
聖断、下る
参謀次長の絶望
バーンズ回答
クーデター計画
聖断、再び
「理」と「情」
知られざる功績
エピローグ――幽窓に暦日なし
調印拒否
遺書も遺言もなく
なぜ梅津だったのか
おわりに
参考文献
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