国境なき医療奉仕
- サブタイトル
- 赤ひげ先生、仁保政敬回想録
- 編著者名
- 小口 江美子 [著]
- 出版者
- 小口江美子
- 出版年月
- 2005年(平成17年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 176p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/J52
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考資料:p169 関連年表:p170-173
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第一部 日中戦争と中国内戦の下で
父の背景(〇歳~二十六歳)
生まれ育った須佐という町
益田公典医の家系の長男として
東京での医学生としての青春(二十二歳~二十七歳)
母との出会い―産科病室に下宿した医学生
十九歳の花嫁を満州に迎える
慈恵会医学専門学校時代の同級生の手紙より
満州国陸軍軍医時代(二十八歳~三十六歳)
宣統帝溥儀の禁衛隊軍医として
満州国陸軍軍医学校教官として
満州国陸軍軍医学校
終戦、捕虜、中共軍軍医時代(三十六歳~四十三歳)
若かりし日の逞しい父
牡丹江捕虜収容所連行
決死のダイビングでソ連軍将校から逃れた母
中共軍留用
家族同伴の中共軍野戦病院
中国統一戦争終結
第二部 中国からの引き揚げと日本への同化
家族と共に生きて祖国へ(四十三歳~四十五歳)
盗人窟上海での悲劇
昭和二十八年の引き揚げ
戦後復興の中の浦島太郎一家、東京での奮闘
田舎での誠実な町医者として(四十五歳~八十五歳の四十年間)
帰郷
開業医としてエピソード
患者さんが詠んだ歌
帰郷当時の子煩悩で優しい父―小学生の江美子の絵日記から
阿武郡医師会報から
閉院の挨拶状
第三部 闘病の記録
「ついにお迎えがやって来たよ。わしゃ家で死にたいなあ。」(八十七歳~八十八歳)
胃癌の診断を受けて
丸山ワクチンを命綱として癌と共存
日本医大訪問
米寿に寄せて
自宅での療養生活
父と母の老々介護、娘二人で遠隔介護
最期に、総合医療施設にて(八十九歳)
入院、家族の決断
周囲の優しさに見守られて
最後まで律儀さは変わらずに、ユーモアを失わず―理英のメモから
あっぱれな旧満州国陸軍軍医中佐の明治生まれ気質
益田日赤内科主治医への手紙
日本医科大学丸山ワクチン担当主治医への手紙
第四部 父を偲ぶ
奉仕する医の心と家族への愛情を偲ぶ(小口江美子)
父からの励ましの手紙
生涯を貫いた奉仕する医の心と家族への愛情
家系図
参考資料
年表
あとがき
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