日本の近代化と戦争責任
- サブタイトル
- わだつみ学徒兵と大学の戦争責任を問う
- 編著者名
- 安川 寿之輔 著
- 出版者
- 明石書店
- 出版年月
- 1997年(平成9年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 348p
- ISBN
- 4750309214
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/Y64
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
I 戦争責任
日本国民の戦争責任=戦後責任
戦争責任=戦後責任とは
国民の戦争責任
「わだつみ世代」学生兵の戦争責任
知識人の戦争責任=戦後責任
五十嵐顕東京大学名誉教授、戦争責任を語りながらの急逝
五十嵐顕さんの残したもの-「わだつみ世代」学生兵の戦争責任
五十嵐顕教育学の思想の歩み
時代を超えることの難しさ-戦争責任論とのかかわりで
天皇の戦争責任
なぜ、天皇裕仁の戦争責任か
「天皇Xデー」と「ノーモア南京」
天皇を免責したのは誰か
II 大学の戦争責任
名古屋大学「平和憲章」と戦争責任問題
名古屋大学「平和憲章」と戦争責任
なぜ、「平和憲章」なのか?-戦争責任意識の欠落
名古屋大学「日の丸」揭揚問題
「日の丸」掲揚になぜ反対するのか-個人ビラ
早川学長への公開質問状-一九九一年三月
加藤総長への有志教官の申し入れ-皇太子結婚への祝意「奉表」
有志署名教官へのお礼と報告
名古屋大学(第八高等学校)教育の戦争責任
戦時体制と第八高等学校
決戦体制下の第八高等学校
八高教育の戦争責任-第八高等学校の学生群像と精神史
III 日本の近代化と教育の問いなおし-市民運動とかかわって
はじめに-なぜ、市民運動なのか.
日本の近代化の問いなおし
はじめに-細川首相発言と「犬死」論議
「良識」派の「侵略戦争」認識と戦争責任論
日本の近代化総体のとらえ直しの必要性
戦争責任=戦後責任論における国家と個人
教育の問いなおし-「学徒出陣」50周年にあたって
「わだつみ世代」学生兵はどうつくられたか
歴史教育の改善を急ごう-若い世代に認識の甘さ
市民平和訴訟での原告陳述-名古屋地裁
「ノーモア七三一部隊・展」の取り組み
本島長崎市長銃撃事件と「伝習館訴訟」判決-組合運動への問題提起
「きけ、わだつみの声」再映画化についての要望書-わだつみ会
あとがき
初出一覧
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