図書ソマン コッキョウ カントウグン コッキョウ ヨウサイ イセキグン ノ ケンキュウ000068005

ソ満国境関東軍国境要塞遺跡群の研究

サブタイトル1~10
東部国境虎頭要塞遺跡・東寧要塞遺跡 北部国境?琿要塞遺跡・黒河要塞遺跡・孫呉勝山陣地跡の日中共同調査
編著者名
菊池 実 編/関東軍国境要塞遺跡研究会 編
出版者
六一書房
出版年月
2001年(平成13年)5月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
172p
ISBN
4947743107
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ki24
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序(十菱駿武/歩平/靳維柏)
 
第1章 調査にいたる経緯と経過
1. 調査に至る経緯(菊池実)
2. 研究組織と活動実績(菊池実)
3. 調査の方法(深澤敦仁/伊藤厚史)
 
第2章 要塞遺跡群の地理的・歴史的環境
1. 地理的環境
(イ) 東部国境地帯(菊池実)
(ロ) 北部国境地帯(池田一郎)
(ハ) 西部国境地帯(伊藤厚史)
2. 歴史的環境(池田一郎)
3. 関東軍兵力と対ソ作戦(伊藤厚史)
4. 国境築城(菊池実)
5. 関東軍作戦主任参謀遠藤三郎日記に見る築城記録(菊池実)
6. 虎頭要塞築城における労務管理について(伊藤厚史)
7. ソ連軍トーチカ陣地(菊池実)
 
第3章 東部国境 関東軍第四(十五)国境守備隊・虎頭要塞遺跡の調査
はじめに(菊池誠一)
1. 虎頭要塞の概要(伊藤厚史)
2. 調査の概要(菊池実)
3. 地下の遺構群(金井安子)
4. 地上の遺構群(伊藤厚史)
5. 出土遺物(菊池実)
6. 中国における虎頭要塞遺跡の調査・研究・活用(金井安子)
おわりに(金井安子/菊池実)
付1 GPS調査資料(菊池誠一/大見元子)
付2 虎頭要塞遺跡の岩石分析(パリノ・サーヴェイ株式会社)
写真図版
 
第4章 東部国境 関東軍第一国境守備隊・東寧要塞遺跡の調査
はじめに(菊池実/原文夫)
1. 東寧要塞の概要(菊池実)
2. 調査活動(竹内治一/家泉博)
3. 元「労工」と「慰安婦」の証言(原文夫)
4. 日・中・ロ国際シンポジウム(原文夫)
5. 採集遺物(鶴岡真希子)
付 勤労奉公隊銘食器(福嶌直)
写真図版
 
第5章 北部国境 関東軍第六国境守備隊(璦琿)・第七国境守備隊(黒河)、孫呉勝山陣地跡の調査
はじめに(菊池実)
1. 璦琿・黒河地区の踏査(池田一郎)
2. 孫呉地区の踏査(金井安子)
3. 建築物について(家泉博)
(イ) 黒河・北門鎮陣地
(ロ) 孫呉・勝山陣地警備中隊本部
(ハ) 砲台の遺構
4. 構造物の所見(家泉博)
5. 採集遺物(菊池実)
おわりに(家泉博/菊池実)
付 国破山河在(竹内治一)
 
第6章 中国東北部(旧満州)採集の耐火煉瓦
1. 採集した耐火煉瓦(金井安子/菊池実)
2. 中国東北部(旧満州)の耐火煉瓦(金井安子/菊池実)
3. おわりに(金井安子/菊池実)
写真図版
 
第7章 関東軍文書
1. 関東軍文書を追って(菊池実)
2. 関東軍文書(菊池実編)
 
第8章 日中研究者交流と展示活動
1. 孫永林先生をお迎えして(菊池実)
2. 中国黒龍江省各地の研究者と京都関係者との交流(池田一郎)
3. 写真で見る展示活動
 
第9章 今後に向けて
1. なぜ戦争遺跡の調査・研究を必要とするのか(池田一郎)
2. 関東軍要塞調査の意義(竹内治一)
3. 陸軍科学研究所長の『満洲及北支出張報告』(菊池実)
4. 虎頭要塞・東猛虎山、中猛虎山地上地下遺構の関係について(伊藤厚史)
5. 虎頭要塞・平頂山10榴穹窖陣地について(伊藤厚史)
6. これからの課題(原文夫)
7. 東寧要塞遺跡調査団に随行して(相井道夫)
謝辞(菊池実)
 
付編
1. 中国側による東寧要塞遺跡の調査(趙連均/陳学泉/阿部百里子訳)
2. 虎頭要塞遺跡に関する保護・研究及び展示(虎林市文物管理所・孫永林/喩胜林/王巧天訳)