岡崎空襲体験記　第４集　総集編

口絵
はじめに
発刊に寄せて(佐藤明夫)
岡崎空襲について
　
第一編　空襲当時の体験
避難は大西川の中(乙川)(小田きみ子)
戦爭と岡崎空襲(杉浦卓)
思い出の一夜―岡崎中学校にて―(山本鍬太郎)
学徒動員で日清紡績での空襲体験(畔柳ふみ子)
空襲で大怪我をした(松井美智子)
思い出す、七月十九日(山本とよ子)
寮生活、岡崎空襲・その朝のこと(神取鈴枝)
十四歳の岡女生　勤労動員で日清紡美合工場(杉浦定子)
日清紡での空襲と市議場で見たこと(長谷あい子)
思い出したくないが、忘れることはない(平岩道子)
岡崎空襲の日の思い出(安藤澄子)
空襲の思い出(昭１７～２０年)(鈴木松月)
両町の空襲とその後のくらし(杉浦政世)
靑いトマト(荻野早苗)
生き地獄になった中天神(近田知世子)
祖母の死と稲熊の火葬場で見たこと(柴田公平)
今も私の掌に残るあの感触(鋤柄欣宥)
乳母車で父母と、そして母の出産(畔柳富士江)
宝来座が焼け、我が家は跡形もなく(牧田郁子)
一学童の体験(八幡町)(刑部英治)
あの日、あの時―岡崎公園の太鼓橋が消失、伊賀川の中へ―(榊原清)
花火(広田隆司)
岡崎公園内で全焼した岡崎病院の看護婦として(加藤栄子)
十三本の松と岡崎空襲(安藤栄美)
岡崎公園グランドと南康生町での空襲体験(神谷花子)
菅生神社での空襲体験(倉地和子)
堤防の松の生木が燃えた(前田はな子)
私の戦争体験―康生町での空襲―(太田祥)
予科練として岡崎空襲に入った(柴田武人)
空襲時、下水管内に避難(中嶋幸子)
六供町西茶臼での空襲体験(杉山仁)
明大寺で逃げまどった家族(中井隆司)
明大寺の空襲・六所神社の防空壕(天野敬子／鈴木虎夫)
諸神神社東での空襲体験(芦川昭一)
上六名町で体験した岡崎空襲(稲葉正義)
妹のことと岡崎公園の遺体(稲垣鈴子)
戸崎町での空襲体験記(小野孝彦)
大池から競馬場へ逃げた(大原君子)
岡崎空襲の惨状(香村敏郎)
赤渋の高射砲陣地と焼かれたわが家(腰山美代子)
怖かった艦載機の襲来(木俣光悟)
岡崎大空襲の余波受ける(黒部慶治)
戦争は、どんなことがあっても(宇野はる)
豊田・広川でも８人犠牲(新聞記事　中日０６・７・１)切りぬき
　
第二編　戦時中、終戦前後の生活体験
兄の出征と両町の空襲体験(青山とし子)
空襲直後の岡崎と豊川海軍工廠での戦争体験(安藤福三)
空襲の思い出を記す(豊川海軍工廠)(藤本磯次郎)
僕の八月十五日(昭和二十年)(大村榮治)
岡崎で過ごした　十五歳の夏(中井隆司)
戦時下の学校と空襲の思い出(佐々木昭夫)
子どもたちの八月十五日によせて(三溝佐和子)
南の空が真っ赤に燃えていた(天野郁夫)
激動の時に在りて(田中蔦恵)
ピアノは校庭に在り(菅原さかえ)
視聴覚障害者にとっての戦争(小野田学)
戦争への道、平和への祈り(杉田史良)
戦中派の時代に生きて(神取鈴枝)
学徒動員(日記)(山本とよ子)
戰争中の女学校生活(高村君子)
十五歳の夏(柴田育子)
率直な気持ち(高橋康江)
一つ屋根の下で十九人(高村美子)
戦争の中で育ってきた私の戦争体験(近藤美穂子)
戦時下のくらしのこと(杉浦卓)
サラリーマンの空襲体験記(名古屋・東京)(佐野嘉十)
戦災者を偲びて(和歌　俳句　梅園高二の一組)(板倉四郎)
村長の証言と思い出(野村竜平)
　
第三編　岡崎市民の戦争体験
４５・８・６広島で(川口隆)
在満愛知県報国農場　追憶(生駒初枝)
元特攻隊員の出撃と回顧(山田栄蔵)
たくさんの子どもから父を奪った戦争(近藤征子)
沖縄戦での体験(森下忠雄)
沈む巡洋艦足柄　救われぬ兵(堀井昌)
岡崎空襲と戦争展　感想ノートから―南部展・やはぎかん展・東部展―
　
第四編　岡崎空襲と戦争に関わる調査資料
一、　公共防空(待避)壕調べ
二、　隣保班防空指導要領
三、　岡崎での反戦運動の歴史
四、　岡崎海軍航空隊
五、　戦時下三河地区の防衛
六、　岡崎空襲に関するカーチス・Ｅ・ルメー司令官の報告
七、　Ｂ２９戦略爆撃機と焼夷弾三種類
　
第五編　平和への願いをこめて
一、　戦災・空襲死亡者の調査活動
二、　岡崎空襲の市民慰霊祭
三、　自治体への要望と話し合い
四、　岡崎空襲と戦争展
五、　戦争体験を語る会
六、　岡崎空襲に関わる出版物・ＤＶＤ等
　
第六編　岡崎空襲体験記等　目次一覧
第一集、第二集、第三集　平和への祈りをこめて
　
第七編　岡崎空襲を記録する会の歩み
　
資料　戦時中及び空襲時の町復元図
大西町　両町　曙町　伝馬通り周辺　康生町電車通　康生町(昭二四)　西康生町　連尺通　福寿・松本町　明大寺町　上六名町
　
おわりのことば(香村克己)
編集後記