図書イトマン シシ000067995

糸満市史 資料編7 戦時資料 上巻

サブタイトル1~10
編著者名
糸満市史編集委員会 編
出版者
糸満市
出版年月
2003年(平成15年)12月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
559p+ 図3枚
ISBN
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/I91/7-1
保管場所
閉架一般
内容注記
別冊付録あり。年表あり 文献あり
和書
目次

口絵
発刊のあいさつ (市長 山里朝盛)
発刊のあいさつ(教育長 金城政安)
本書を手にする市民読者のみなさんへ(市史編集委員長 平良宗潤)
目次
凡例
「糸満市戦災調査」について
本巻の構成と内容について(『戦時資料』専門部会長 平良宗潤)

序 章 琉球処分から沖縄戦まで
第1節 近代のはじまり
l.異国船の渡来
2.明治維新と沖縄
3.硫球処分
4.「旧慣」温存政策
第2節 地方制度の改革
1.「旧慣」改革の動き
2.土地整理事叢
3.地方制度の改革
4.徴兵制の施行
第3節 不況から戦争へ
l.「ソテツ地獄」
2.方言論争
3.戦時体制へ
4.沖縄戦

第1章 徴兵制度と銃後の支援
第1節 徴兵制度
1.徴兵令
2.沖縄県への徴兵令の施行
第2節 兵役と従軍
1.兵役
2.従軍戦死者
第3節 銃後の支援
1.銃後の支援団体
2.招魂祭・村葬・墓標
3・恤兵寄付金・軍事費献納金

第2章 2つの大戦のころ
第1節 徴兵令施行後の沖縄
1.徴兵令の施行と徴兵忌避
2.沖縄戦を想定した軍事演習
3.皇太子裕仁の来沖
第2節 第一次世界大戦と日本の対外進出
1.日本の参戦と大陸。南洋への進出
2.「瀕死の琉球」、「ソテツ地獄」の沖縄
第3節 アジア太平洋戦争の中の沖縄
1.満州事変から日中戦争へ
2.第二次世界大戦太平洋戦争
第4節 外地での戦闘と糸満市民
1.外地在住者及び戦没者
2.南洋移民と南洋群島の戦闘
3.フィリピンの戦闘と戦争体験
4.中国満州における戦争体験
5.台湾及び朝鮮
6.その他の地域
7.ハワイ及び南北アメリカ大陸の移民たち

第3章 沖縄戦
第1節 沖縄戦への道―戦時体制の強化―
1.教育
2.社会と生活
3.日本軍の配備
4.疎開・避難
第2節 沖縄戦と糸満市域
1.沖縄戦前夜
2.米軍の沖縄上陸
3.糸満市域の戦闘
4.根こそぎ動員
5.住民犠牲の実相―地獄の戦場-
第3節 糸満市の戦災状況
1.沖縄県の戦災状況
2.糸満市の沖縄戦戦災状況
3.本土および外地での戦災状況

第4章 沖縄戦戦後
第1節 収容所
1.投降勧告
2.捕虜、そして収容所へ
3.収容所
第2節 郷土の復興
1.米国軍政府による統治
2.糸満軍政地区・糸満市・糸満町
3.兼城村
4.南部区
5.高嶺村
6.三和村
7.産業と経済の復興
8.人々の暮らし
第3節 引揚げ
1.日本への引揚げ
2.沖縄への帰還
3.引揚者の受け入れ
第4節 遺骨収集と慰霊塔
1.慰霊祭と遺骨収集
2.慰霊塔
3.遣族会の活動

第5章 戦争と女性
はじめに
1.「糸満市戦災調査」から見た女性たち
2.戦場のなかの女性たち
3.戦後の女性たち

終章 次代へ
第1節 糸満市の戦災情況をつかむ
1.負傷して杖をついて歩く少年
2.ある家系図から見た戦争の様相
3.宇米須の戦没者
第2節 戦争体験を継承する
1.人々はどんな思いで戦争を振り返っているか
2.戦場のさまざまな光景
第3節 沖縄戦終焉の地から考える
1.なぜ糸満が沖縄戦終焉の地になったのか
2 日米両軍司令官の死505
3.摩文仁の司令部壕
4.第32軍各部隊の最後
5.県知事島田叡の最期
6.「Suicide Cliff (自殺の崖)」
第4節 平和のバトンを受け継ぐ
1.少女ハツの体験から
2.二度と戦争を起こさないために
3.二つの寓話から
4.平和都市糸満にふさわしい市民として

付録
用語の説明
『糸満市史』戦時年表
参考文献一覧
写真一覧
コラム一覧
協力者・資料提供者・協力機関一覧
執筆者一覧
糸満市史編集委員会委員名簿
『戦時資料』専門部会委員名簿
糸満市史編集委員会事務局
編集後記

別刷付録
「ITOMAN CITY」
「糸満市域の慰霊塔・碑等一覧表及び位置図」
「糸満市域への米軍の進攻図」