図書ダイク ト ニホンジン000067991

〈第九〉と日本人

サブタイトル1~10
編著者名
鈴木 淑弘 著
出版者
春秋社
出版年月
1989年(平成1年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
371p
ISBN
4393934067
NDC(分類)
764
請求記号
764/Su96
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
〈第九〉演奏史略年表:p356-367
和書
目次

プロローグ私の<第九>との出会い
1 <第九>演奏の源流
ドイツ人捕虜とヨーロッパ文化
<第九>の日本初演
 
2 日本人の<第九>初演はいつか
本邦初演は「九大フィル」!?
東京音楽学校奏楽堂での演奏が初演
 
3 日本人は<第九>をどう聴いたか
特筆すべき受容史
レコードの普及
初の<第九>解説書
演奏会の実現
 
4 新交響楽団の結成
ベートーヴェン百年祭記念演奏会
戦後の<第九>評
 
5 新しい指揮者の出現
新響の内紛
貴志康一の<第九>
 
6 ある亡命指揮者の来日
ローゼンストックとトットちゃん
ローゼンストックの<第九>
ローゼンストックの排斥
 
7 印象にのこる戦時下の<第九>
関西人による初めての<第九>
初の日本語歌詞による<第九>
山田和男の初の<第九>
建艦資金献納音楽会
戦中最後の<第九>
 
8 暮れの<第九>の原点
出陣学徒の<第九>
東京帝国大学・壮行大音楽会
遺稿に残る<第九>
 
9 荒廃の中から
還ってきた学生たち
サヨナラ、ローゼンストック
終戦直後の日響
日響からN響へ
慣習化する《暮れの第九》
 
10 二つの音楽運動
うたごえ運動
音楽鑑賞運動「労音」
労音の<第九>
 
11 恒例化する暮れの演奏
メサイアから<第九>へ
新しいオーケストラの誕生
思い出の<第九>1
山本英夫の<第九>レコード
明石海人の遺稿
棟方志功の<第九>
フルトヴェングラーの名盤
カラヤンの<第九>
 
12 暮れの<第九>現象のはじまり
ますます増えつづける演奏回数
大都市から中小都市へ
 
13 <第九>ブームの楽屋裏
二つのアンケート
 
14 聴く<第九>から歌う<第九>へ
浅草の<第九>
船橋市の<第九>
 
15 <第九>を歌った町と村
北海道清水町の<第九>
茨城県美浦村のコンサート
淡路島の<第九>
 
16 <第九>平和使節
ニューヨーク・セント・パトリック大寺院の<第九>
ウィーン<第九>チャリティー・コンサート
ハイデルベルクの<第九>
 
17 イベントとしての<第九>
一万人の<第九>
すみだ五〇〇〇人の<第九>
思い出の<第九>2
都職労の<第九>
小沢征爾・北京の<第九>
学習院の<第九>
安田生命の<第九>
日フィル再建の<第九>
鳴戸市市制三十五周年記念の<第九>
お菓子の<第九>
オペラ版の<第九>
サントリーホール・オープニングの<第九>
創価学会の<第九>
 
エピローグ日本人の心と<第九>精神
愛と信の<第九>
拡がる演奏形態と日本人の心
参考文献
<第九>演奏史略年表
あとがき