図書タイソウ ノ ニホン キンダイ000067919

体操の日本近代

サブタイトル1~10
越境する近代 14 戦時期の集団体操と〈身体の国民化〉
編著者名
佐々木 浩雄 著
出版者
青弓社
出版年月
2016年(平成28年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
374p
ISBN
9784787220639
NDC(分類)
781
請求記号
781/Sa75
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

はじめに
第1部 民衆体育の時代――一九三〇-三六年
体操普及の課題と集団体操の可能性
近代日本の幕開けと体操の導入
ラジオ体操の普及と民衆体育論
全日本体操連盟の設立と体操界の変化
アトラクティブな体操の発見と集団体操の国家的イベント化
ニルス・ブック一行の来日
日本体操大会の開催
工場体育としての体操普及
産業衛生施策としての体操普及
産業衛生協議会答申と工場鉱山基本体操の創案
産業衛生協議会と暉峻義等
工場体操の展開とその効果
補論 修養団の「国民体操」
 
第2部 国民体育の時代――一九三七-四一年
国民体育の振興と集団体操
日中戦争の勃発と国民精神総動員運動の展開
厚生省の体力政策と集団体操の展開
体操の乱立と「紀元二千六百年」奉祝行事での集団体操
体操の乱立
工場体操の変容
紀元二千六百年の集団体操
国民精神の涵養と体操の日本化
「体操の日本化」の背景
松本学と建国体験
体操と国民精神涵養
 
第3部 国民錬成の時代――一九四二-四五年
アジア・太平洋戦争下の鍛錬体操
総力戦体制での体操の位置づけ
鍛錬体操の奨励
戦争末期の労働者・農民の体操
東京帝国大学の「全学鍛錬体操」
学生競技の統制と鍛練的運動の奨励
東京帝国大学の全学鍛練体操推進の実態
戦後の体操
体操への規制と指導者たちの反応
体操の復活
体操の戦前と戦後――まとめにかえて
あとがき
索引