図書目録トデン アラカワセン ノ ゼン キロク資料番号:000067917

都電荒川線の全記録

サブタイトル
今昔写真と路線分析 王子電気軌道と都電27・32系統の時代にタイムトリップ
編著者名
中村 建治 著/森川 尚一 著
出版者
フォト・パブリッシング
出版年月
2021年(令和3年)12月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
175p
ISBN
9784802133036
NDC(分類)
686
請求記号
686/N37
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
王電・荒川線クロニクル:p174-175
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 総合編
荒川線ヒストリー
昭和の荒川線回想ルポ
旧赤羽線の廃線跡を歩く
旧赤羽線アルバム
王電・荒川線の路線図(沿線案内)
王電・荒川線きっぷ
車両の履歴書
 
第2章 停留場編(経緯・由来、古地図探訪、いま&むかし、配線図今昔など)
三ノ輪橋(日光街道沿いから現在地に移転、乗降ホームは併用から分離へ)
荒川一中前(荒川線で最も新しい停留場、地元商店街の誘致で設置へ)
荒川区役所前(「千住間道」の停留場名で開業、荒川に接していない現在の荒川区)
荒川二丁目(消えた地名の「三河島」で開業、王電時代には三ノ輪車庫が存在)
荒川七丁目(併用軌道から専用軌道ルートへ、火葬場名の「博善社前」で開業)
町屋駅前(「稲荷前」時代に京成が乗り入れ、住民の強い熱意で停留場を開設へ)
町屋二丁目(開業時には主要地名の「町屋」、町名変更で「町屋」を分け合う)
東尾久三丁目(都電は「おぐ」でJRは「おく」、JR尾久駅は北区に所在の「越境駅」)
熊野前(今は無き神社名が停留場名の由来、ライナー線にも命名された旧神社名)
宮ノ前(花柳街の賑わいなどに対応し開設、「宮」は「尾久八幡神社」が由来)
小台(隅田川の「小台ノ渡」が当初名、渡し船廃止で現在の停留場名に)
荒川遊園前(一時は王子電軌が経営した遊園地、戦後に区立となり現在の停留場名に)
荒川車庫前(以前は早稲田方面への起点停留場、「船方前」が開業時の停留場名)
梶原(「梶原氏」が地名・停留場名の由来、車両センターに「豪華・四季島」も)
栄町(名所にちなみ「飛鳥山下」で開業、栄町は丁目が付かない珍しい地域)
王子駅前(当停留場からは旧赤羽線が分岐、荒川線最大の乗降客数停留場)
飛鳥山(王子電軌が敷いた最初の起終点地、飛鳥山客を見込んで真っ先に開業)
滝野川一丁目(戦後に開業の新しい停留場、北区滝野川にあるJR板橋駅)
西ヶ原四丁目(由緒ある「滝野川」名で開業、国指定の「一里塚」は遠く)
新庚申塚(「板橋新道」の名称で開業、乗換駅近くに映画撮影所跡)
庚申塚(名所への参詣用の乗降停留場、巣鴨村にあった字名も由来)
巣鴨新田(隣接して王子電軌本社が所在、大字と字名を統合の停留場名)
大塚駅前(南北結ぶ省線高架橋には社紋、地上線で阻まれた延伸路線)
向原(近くの公園に都電の静態保存、停留場には小字名が由来で継続)
東池袋四丁目(「水久保」「日出町」が旧停留場名、副停留場名は「サンシャイン前」)
都電雑司ヶ谷(近くの霊園が停留場名の由来、地下鉄開業で「都電」を冠に)
鬼子母神前(一時は終点停留場の時期も、母神には王電が奉納の玉垣)
学習院下(学習院への敬愛を込めて命名、通学子女は乗らなかった?王電)
面影橋(神田川に架かる小橋が由来、高田馬場方面への分岐点時代も)
早稲田(計画変更で市電に繋げた終点地、「大学前停留場」の設置構想も?)
 
第3章 資料編
荒川線基本データ
写真で見る荒川線用語事典
停留場名変遷表
王電・荒川線クロニクル
◆コラム
【沿線トピックス】
匂い対策で夏季に運転の「香水電車」
住民運動で開業の町屋駅前停留場
荒川線にモノレール建設構想も
王電の電線が変えた祭りの作法
「尾久」は「おぐ」か「おく」か
路線名はなぜ「荒川線」になったのか
地上を走る官鉄線に阻まれた直通運転
王子から池袋・新宿への路線計画もあった
旧信越本線・碓井峠に匹敵の急勾配区間
愛称「東京さくらトラム」の由来
北区・滝野川にある「JR板橋駅」
ルート変更では神社境内を削り路線敷設
荒川線にはなぜ専用軌道が多いのか
新宿乗り入れを断念し早稲田方面へルート変更
【王電・都電びと】
34年越しの店「都電屋」を開店・藤田孝久
飛鳥山に住んで身近な王電を支援した・渋沢栄一
王子電軌を開業に導いた初代社長・才賀藤吉
荒川線の存続を決めた東京都知事・美濃部亮吉

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626