Ａ級戦犯者の遺言

口絵
凡例
はじめに（青木馨）
太平洋戦争とお念仏（花山信勝）
東条英機の最期とお念仏
はじめに
凡夫だった、極重の悪人だった
人間は、生死を超えなければいかんですねえ
処刑の日、七人の絶筆
処刑一分前の「ありがとう」
南無阿弥陀仏の声
柔和な顔で
絶対平等の大平和をめざして
土肥原賢二の最期とお念仏
マッカーサーは、なぜ無事に進駐できたのか
最初は、Ａ級戦犯容疑者ではなかった
「二河白道もかくやあらなん」
「弥陀の御許に行くぞうれしき」
巣鴨プリズンから仏の道へ
私のお念仏
　
Ａ級戦犯者以外の処刑者とお念仏（花山信勝）
由利敬元中尉
福原勲元大尉
平手嘉一元大尉
池上宇一元中尉
穂積正克元軍曹
平松貞次元軍属
川手晴美元軍属
木村保元軍属
吉沢国夫元軍属
尾家刢元大佐
　
解説（青木馨）
東京裁判
東条・土肥原元大将の辞世
光寿無量院という院号
平和の発見
教誨師・花山信勝
七名の処刑と国民
処刑の報道
花山氏の見た最期
平和の祈り
花山氏の講演活動
おわりに
遺族の心情
「太平洋戦争は詔勅にはじまり、お念仏で終わった」
平和を共に願って
付録「花山メモ」
東条大将の花山氏への遺言
刑執行宣告
あとがき