本物をまなぶ学校自由学園
- サブタイトル
- Jiyu gakuen since 1921
- 編著者名
- 婦人之友社編集部 編集
- 出版者
- 婦人之友社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 189p
- ISBN
- 9784829209172
- NDC(分類)
- 376.4
- 請求記号
- 376.4/F64
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 付録「自由学園キャンパスイメージMAP」:折込[1]枚 自由学園と創立者の歩み:p188-189
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 木々と光の美しい3万坪の校庭
〝懐かしい未来〟の庭(文化人類学者・辻信一)
第2章 自分で考える、生活に学ぶ
よい社会を一人ひとりがつくり出す/組織の舵取りは辛いことも多いけれど
理系と文系を分けないリベラルアーツの勧め/境界線を考える国語の授業
友の痛みと、社会に声をあげること/成果ではなく、過程が大切
自治ってなんだろう?/希望、祈り、見えないものに価値を置くこと
相手の尺度を理解すること/新しい社会のリーダーを育てる
非常時に試された結束力
自由学園と私|1 伝統と知性(思想家・内田樹)
第3章 食堂が真ん中にある学校
生徒たちが作るお昼ご飯/人としての愛情を育む
食の原点を学ぶ/学びの場と時間を子どもたちと共有する保護者
段取り力が知らず知らずのうちに身につく
地域に開かれたカフェと愛され続ける名物クッキー
ボランティアを続ける友の会の底力
行列ができるパン屋さん、日用の糧を作れる幸せ
自由学園と私|2 親子で光に歩んだ1000日(横浜友の会会員・井田典子)
第4章 自分が使う机と椅子を作る
70年間、生徒たちが育ててきた森林のある学校
学びたい空間を自分たちでデザインする
本格的な登山が教えてくれたもの
学校はサステナブルな未来の社会のモデルに/センス・オブ・ワンダー
データサイエンスから生物多様性の変化を読み解く
自由学園と私|3 動的な共同体(生物学者・福岡伸一)
第5章 描くものは 生活の中に
美術を通じて自分の言葉を持てる人に/世界を新しい視点で視る技術
美術は、自分にとって何が大切かを知るための時間
人生はアンサンブル、人との関係の中でかたちを変えていく
直感力で世の中をよい方向へ/競うのでなく、認め合う美しい体操
クラフトマンシップ、もの作りに宿る精神性
自由学園と私|4 すべては生活団から始まった(作曲家・坂本龍一)
第6章 社会に働きかける
「いつか支えたい」――いつか、どこかで、誰かを
他者のために動く、自由学園のDNA/浜に教わったコミュニティの大切さ
障害のある人もない人も使える「共用品」を世界に広める
多様な生き方のできる場所/交ざり合い支え合う社会の実現を
福祉の視点を広げると子どもたちが変わった/ホームレスの人たちとおにぎり
自由学園と私|5 社会とつながる「えんがわ」のような存在(一般社団法人エシカル協会代表理事・末吉里花)
第7章 国際化と変化の時代に
多文化共生の時代に/留学生との交流から拓ける将来への道
とにかく行動すること
【対談】―①物事の本質をつかむ人間力は、どのように鍛えられたか(日本経済新聞社コメンテーター・秋田浩之/共同通信論説委員・太田昌克)
【対談】―②「ものを見る眼」とその原点 世界のどこにいても(染織美術品保全修復員・梶谷宣子/『婦人之友』編集長・羽仁曜子)
自由学園と私|6 自由学園「非戦」の絆(文学博士・渡辺憲司)
学園長インタビュー 「共に生きる」をみんなで考えたい(自由学園学園長・高橋和也/【聞き手】コミュニティデザイナー・山崎亮)
自由学園の創立者 羽仁もと子・吉一の歩み/年表
おわりに
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626