日韓併合の収支決算報告
- サブタイトル
- “投資と回収”から見た「植民地・朝鮮」
- 編著者名
- 青山 誠 著
- 出版者
- 彩図社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 238p
- ISBN
- 9784801305526
- NDC(分類)
- 221
- 請求記号
- 221/A58
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p236-238
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
【第一章】 日本はなぜ朝鮮半島を欲したのか?
山縣が説いた主権線と利益線
利益線に執着しすぎて日本は借金まみれになった!?
保護国経営の費用負担の多さに、韓国統監・伊藤博文は焦っていた
日韓併合に突き進む。それは、負けが込んだギャンブル中毒者の心境か!?
倒産寸前の零細企業が、対等合併を望むのは無理……
【第二章】 朝鮮半島に「近代」を移植する
朝鮮半島の近代化を欲したのは、誰なのか?
朝鮮半島初の紙幣発行、その肖像に人々は屈辱を覚えた
鉄道網は朝鮮半島の支配を安定させる重要ツール
治安の維持には予想外の大出費を強いられた
【第三章】 朝鮮半島を豊穣の地に
朝鮮民衆は近代化を警戒した
朝鮮の米は「奪われた」のか!?
朝鮮半島の山々を再生させた大植林事業
東洋最大のダム建設、電源開発で工場数も急増
金のなる木に育つ、期待は高まっていたが……
【第四章】 皇民化のコスト
朝鮮を〝植民地〟にしなかった理由
朝鮮人は創氏改名を望んだのか?
維新の成功体験を朝鮮半島にも導入してみたが……
近代教育制度の導入によってハングル文字は普及した
実利なくして、愛国心や国民意識は芽生えない
【第五章】 「植民地」に暮らす日本人の実相
朝鮮半島を目指す日本人入植者
内地出身者は、あらゆる職種で高給優遇された
娼婦の世界にも内鮮格差が生まれる
定住志向の日本人が増える
【第六章】 アジア侵略に活用された朝鮮半島の人的資源
朝鮮半島の性産業の実態
女性たちに自立の道が開かれる
戦争の時代に入ると朝鮮人の賃金は上昇した
日本軍は慰安婦募集にどこまで関与したのか?
戦後に禍根を残す悪手を打ってしまったか!?
【第七章】 いまも増殖し続ける負の遺産
日本の敗戦ですべてが変わった
総額数十兆円にもなる日本人の資産の行方は!?
韓国に対してはいつも財布の紐が緩すぎる。何故か?
〝遺産〟の枯渇に韓国側も焦っているのか!?
おわりに
参考文献
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

