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草の根の婦人参政権運動史

サブタイトル1~10
編著者名
伊藤 康子 著
出版者
吉川弘文館
出版年月
2008年(平成20年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
21,284,9p
ISBN
9784642037822
NDC(分類)
314
請求記号
314/I89
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:巻頭p11-13
和書
目次

まえがき
 
第一編 婦人参政権獲得運動の諸相
序章 婦人参政権の概観
一 世界の婦人参政権
二 近代日本の婦人参政権獲得運動
三 婦選実現と女性の政治参加
四 男女共同参画社会基本法のもとで
第一章 婦選獲得同盟の地域活動
はじめに
一 婦選獲得同盟の地方支部
二 婦選獲得同盟の地方会員
三 目標は「詰の大衆」による民主主義政治
第二章 婦選獲得愛知県支部小史
一 愛知女性の社会活動
二 婦人参政権啓蒙の時期
三 婦選獲得同盟愛知支部準備過程
四 婦選獲得愛知県支部誕生
五 愛知支部会員の活動
第三章 選挙粛正運動と女性
はじめに
一 婦選獲得同盟の選挙革正要求
二 選挙粛正婦人連合会の誕生
三 選挙粛正婦人連合会の活動と同盟の迷い
四 愛知の選挙粛正運動
五 双方の成果と問題点
 
第二編 市川房枝と児玉勝子
<1> 婦人参政権ひとすじ―市川房枝
<2> 出身県愛知の人がみた市川房枝
<3> 『婦選』復刻版刊行の意義
<4> 『市川房枝集』刊行の意味
<5> 生涯現役の婦選運動家児玉勝子
補論 書評 児玉勝子『婦人参政権運動小史』
 
第三編 戦後の婦人参政権確立過程
第一章 婦人参政権実現と有権者
一 女性の政治的力量
二 愛知県女性有権者の政治的関心
三 政府の社会教育的働きかけ
四 連合軍総司令部の指導
五 棄権防止対策とその結果
六 婦人参政権獲得の歴史的意義
第二章 一九四六年総選挙と女性の動向
一 一九四六年総選挙と女性立候補者
二 女性立候補者と婦選獲得運動
三 女性有権者の動向と婦選運動
四 有権者からの評価
第三章 地域の婦人参政権確立活動―内田あぐりを中心に―
一 内田あぐりの志
二 婦人参政権実現前後
三 『東海民主婦人』の主張
四 選挙運動の開始
五 碧南市議会議員として
六 「生活質素 理想高遠」
 
第四編 主権者に育つ女性
第一章 子育て姿勢の変化―受身から自立へ―
一 母性の現実
二 子育てと母親の社会的位置
三 子どもを育て守る母親に
四 子どもの現実をどうするのか
五 子育ての質的発展
第二章 初期母親大会の性格
一 日本母親大会開始
二 一九五〇年代前半愛知の婦人運動
三 中央集会参加者の変化
四 同時代女性の感想・評価
五 母親運動の全国的展開
第三章 地域母親運動史―愛知を中心に―
一 地域母親運動史の特徴
二 愛知母親大会誕生と基礎づくり(一九五五~一九五八)
三 地域要求を解決する運動体への発展(一九五九~一九六五)
四 地域政治を変える母親運動を志す(一九六六~一九七四)
五 世界的視野で反核・平和実現を願う(一九七五年以降)
六 日本の母親運動と愛知
第四章 女性にとっての戦後五〇年
一 法制上の男女平等
二 男女格差の解消と存続
三 女子労働者の平等要求
四 母親運動にみる女性の要求の変化
五 労働も家族も平和も
補論 戦後五〇年と日本母親大会
 
索引
 
挿表目次
第1表 婦選獲得同盟の組織活動の推移
第2表 婦選獲得同盟支部組織の動向
第3表 婦選獲得愛知県支部会員・会友一覧
第4表 婦選獲得同盟の選挙革正地方遊説
第5表 婦選運動参加団体の推移
第6表 第二次選挙粛正運動強調日の活動
第7表 婦人選挙粛正運動への評価
第8表 一九四六年総選挙女性立候補者の動向
第9表 一九四六年総選挙党派別立候補者・当選者
第10表 一九四六年総選挙職業別立候補者・当選者
第11表 都道府県別一九四六年前後の婦人参政権にかかわる動向
第12表 内田あぐり刊行紙一覧
第13表 愛知の統一集会を準備した団体
第14表 高良とみ講演会参加券収入
第15表 高良とみ講演会財政貢献率
第16表 服部勝尾世界母親大会報告活動参加者
第17表 第三回愛知母親大会団体別参加者
第18表 第二回日本婦人大会・第三回日本母親大会参加者
第19表 各県レベル母親大会(連絡会)の展開
第20表 愛知母親大会略年表