図書イホウジン ノ ウタ000067801

異邦人の歌

サブタイトル1~10
なかにし礼の〈詩と真実〉
編著者名
添田 馨 著
出版者
論創社
出版年月
2021年(令和3年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
251p
ISBN
9784846020606
NDC(分類)
911
請求記号
911/N38
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
なかにし礼・主要著作物一覧:p250-251
和書
目次

拝啓 なかにし礼様―プロローグにかえて
 
序章
 
第一章 異邦人の覚醒
異邦人の肖像をもとめて
〈人生の核〉としての少年時代
記憶のなかの原風景
空襲
逃避行
異郷への追放
「引揚げ文学」の観点から
 
第二章 創作への助走
海のうえの『リンゴの唄』
運命の契機について
小・中学校時代の影と光と
1 〈影〉について
2 〈光〉について
 
第三章 詩人の誕生
都市文化の洗礼
孤独の肖像
創作者への道
シャンソン歌詞と翻訳詩
「三拍子」をめぐる問題
作詞家への途
1 石原裕次郎
2 丸山明宏(美輪明宏)
 
第四章 歌謡曲と国家の影
衝撃的な告白
ダブル・モチーフという戦略
解釈をかえることのリスクと意味
みえかくれする国家の影
 
第五章 思想としての〈昭和歌謡〉

流行歌の思想
演歌が社会批判だった時代―添田唖蟬坊と「演歌」
歌の歴史を編むということ
「演歌」と新体詩

戦後社会と〈昭和歌謡〉
歌をヒットさせるということ
〈ひらめき〉が降りてくる
〈歌謡曲〉が軍歌になった時代
〈昭和歌謡〉をもたらした〝革命〟
〈昭和歌謡〉が〝思想〟になるとき
 
第六章 方法的飛翔―『夜の歌』の世界
命がけの飛翔
無類の幻想文学
ゴーストの原型を追って
過去の諸作品との関係
ナターシャがくれた慰撫
父・政太郎による自己批判
母・「雪絵」の物語
兄、あるいは疫病神としての戦後社会
 
第七章 なぜ闘うのか、なぜ闘えるのか
この力の源泉はどこから?
ほんとうの転機は二〇一五年に訪れた?
文学の力が湧きあがる
背中を押したのは誰か?
闘えるのは〈文学〉の力があるから
 
第八章 なかにし礼の〈詩と真実〉
「作詞作法」から「作詩技法」へ
なかにし礼の〈詩と真実〉
1 底辺のない三角形
2 歌の五体
3 「石狩挽歌」の衝撃
見すえるのは〝世界〟と〝希望〟
 
エピローグ
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