「八月ジャーナリズム」と戦後日本
- サブタイトル
- 日本大学法学部叢書 第43巻 戦争の記憶はどう作られてきたのか
- 編著者名
- 米倉 律 著
- 出版者
- 花伝社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 284p
- ISBN
- 9784763409751
- NDC(分類)
- 699
- 請求記号
- 699/Y83
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 「八月ジャーナリズム」とテレビ
1 本書の目的
2 「戦争記憶」とメディア、テレビ
3 本書の概要
第1章 「八月ジャーナリズム」の形成:終戦~一九五〇年代
1 「八月ジャーナリズム」の起源―新聞、ラジオにおける関連記事・番組
2 〝ラジオ時代〟と戦争
3 〝戦後一〇年〟という節目―一九五五年八月
4 形成期の「八月ジャーナリズム」における三つの「語り」
第2章 テレビ時代の「八月ジャーナリズム」:一九六〇~七〇年代
1 「テレビ時代」の到来
2 テレビの「八月ジャーナリズム」の形成
3 「受難の語り」の系譜―一九七〇年代のドキュメンタリー番組から
4 戦争記憶、戦争観の変容
第3章 アジアからの眼差し、アジアへの視点:一九七〇年代
1 後景化していた「アジア」「加害」
2 「戦争加害」という主題の出現
3 「八月ジャーナリズム」における「戦争加害」という主題の形成
第4章 冷戦下の「反核・平和主義」と「加害」の前景化:一九八〇年代
1 テレビの「成熟期」と「八月ジャーナリズム」
2 反核・平和主義と「八月ジャーナリズム」
3 前景化し始める「加害」
第5章 「加害の語り」の時代:一九九〇年代
1 「戦争」「戦後」をめぐる「言説布置の変容」
2 戦後責任と戦後補償をめぐる問い
3 せめぎあう〝戦争記憶〟と「八月ジャーナリズム」
第6章 内向化する「八月ジャーナリズム」:〇〇年代~一〇年代
1 「受難の語り」の再前景化―○○年代の「八月ジャーナリズム」
2 多様化するフォーマットと方法
3 「継承」をめぐるポリティクス―「戦後七〇年(二〇一五年)」
終章 「八月ジャーナリズム」の行方
1 「八月ジャーナリズム」とは何だったのか
2 ポスト「テレビ時代」と「八月ジャーナリズム」の行方
初出一覧
あとがき
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