図書ウソダラケ ノ イケダ ハヤト000067772

嘘だらけの池田勇人

サブタイトル1~10
扶桑社新書 409
編著者名
倉山 満 著
出版者
扶桑社
出版年月
2021年(令和3年)10月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
295p
ISBN
9784594089467
NDC(分類)
289
請求記号
289/I32
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに~今なぜ池田勇人なのか
 
第一章 若き日は挫折の連続
第一節 中学、高校、大学・・・・・・すべての受験で挫折
第二節 就職でも挫折、大蔵省に入ったのに「Fラン」扱い
第三節 出世で同期においていかれ、後輩にも抜かれる
第四節 難病で休職、そして妻の死
第五節 生涯の友と出会い、再婚、そして暗い時代
第六節 長女「直子」誕生と賢婦人の満枝さん
第七節 そこそこ出世の池田、激動の世界情勢と関係があるようなないような
第八節 宮澤喜一にすら小馬鹿にされる不遇
第九節 どこか「残念臭」の漂う池田の前半生
 
第二章 官僚機構の頂点を極めても中間管理職
第一節 アカい思想のブラック上司ほど恐ろしい奴らはいない
第二節 これは税金ではなく泥棒だ!
第三節 第一次吉田内閣で大蔵次官
第四節 GHQが日銀で強盗!?
第五節 石橋湛山、バカに「バカ」と言って追放される
第六節 池田、政治家に転身
第七節 昭電疑獄で吉田が政権に返り咲き
第八節 元徴税の鬼の池田、総選挙で減税を主張する
 
第三章 大臣になっても中間管理職
第一節 池田と佐藤は対等のライバルではない
第二節 一ドル三六〇円は池田の巧妙な仕掛け
第三節 頭が悪すぎるアメリカ人に頭を痛める
第四節 吉田が池田に与えた密命
第五節 朝鮮戦争の日本への影響
第六節 「貧乏人は麦を食え」の真意
第七節 旧安保と新安保は何が違うか
第八節 吉田、引き際を誤る
第九節 どこまでもツイていない鳩山一郎
第十節 執念の男、三木武吉は負けっぱなしだった
第十一節 またもや大失言「中小企業は倒産してもやむをえない」
第十二節 バカヤロー解散と八人の侍
第十三節 池田・ロバートソン会談 軍備よりまず経済
第十四節 造船疑獄、とうとう首切り役人に
 
第四章 再び茨の道へ
第一節 池田は本当にハト派だったのか
第二節 二大政党の主流派が保守合同に走る
第三節 自民党に入った深謀
第四節 吉田がアメリカならオレはソ連だ
第五節 「八個師団」の複雑な合従連衡
第六節 石橋湛山の迷惑な潔さ
第七節 岸内閣成立、池田は再び反主流派に
第八節 岸に辞表を叩きつけ、総裁選で心胆寒からしめる
第九節 主流派と反主流派の入れ替え 池田、突如として入閣
第十節 岸退陣に最後まで付き合う
第十一節 池田、総裁選に立つ 「朝、仙人が来て言うんだ」
 
第五章 高度経済成長―我々日本人は池田勇人の遺産で生きている。
第一節 死を覚悟して総理の座に
第二節 アベノミクスは池田勇人の焼き直し
第三節 浅沼刺殺事件にもかかわらず自民党大勝
第四節 所得倍増を支えたのは大蔵省傍流だけではない
第五節 「便所会議」の造反を人事で抑え込む
第六節 実は得意だった外交
第七節 キューバ危機で同盟の義務を果たす
第八節 「トランジスターのセールスマン」は大嘘
第九節 一年任期で内閣改造の安定政権に
第十節 池田は防衛政策を軽んじていない
第十一節 林修三法制局長官の憲法解釈
第十二節 なんとなく解散と不穏な空気
第十三節 総裁選で佐藤に肉薄される
第十四節 その日、池田勇人は死んだ
第十五節 「鎮魂歌」より
 
終章 池田勇人が総理を8年やれば、大日本帝国は復活した!
 
おわりに~謝辞にかえて~