戦後史のなかの象徴天皇制
- サブタイトル
- 編著者名
- 河西 秀哉 編/後藤 致人 [著]/瀬畑 源 [著]/冨永 望 [著]/舟橋 正真 [著]/楠谷 遼 [著]/森 暢平 [著]
- 出版者
- 吉田書店
- 出版年月
- 2013年(平成25年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- iii,271p
- ISBN
- 9784905497165
- NDC(分類)
- 313
- 請求記号
- 313/Ka96
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 奥付の責任表示:河西秀哉編著 はしがき(河西秀哉) 象徴天皇制関連年表:p263-268
- 昭和館デジタルアーカイブ
はしがき
総論 象徴天皇制・天皇像研究のあゆみと課題(河西秀哉)
はじめに
一 同時代の研究から
二 一九七〇年代からの変化
三 一九九〇年代以降の状況
四 今後の課題と本書の構成
第1章 昭和天皇の象徴天皇制認識(後藤致人)
はじめに
一 戦前における昭和天皇の立憲君主認識
二 昭和天皇の論理と象徴天皇制
おわりに
第2章 象徴天皇制における行幸―昭和天皇「戦後巡幸」論―(瀬畑源)
はじめに
一 戦後巡幸概説
二 昭和天皇戦後巡幸
おわりに
第3章 イギリスから見た戦後天皇制(冨永望)
はじめに
一 イギリスから見た明治憲法体制
二 イギリスから見た日本占領
三 イギリスから見た日本国憲法
四 イギリスから見た皇室
おわりに
第4章 佐藤栄作内閣期の昭和天皇「皇室外交」―一九七一年訪欧の政策決定過程を中心に―(舟橋正真)
はじめに
一 一九六〇年代における昭和天皇外遊の模索
二 佐藤栄作首相の昭和天皇訪欧計画―首相官邸と宮中の力学をめぐって
三 水面下の昭和天皇訪欧計画―関係各国との調整を軸に
四 昭和天皇訪欧における政治力学の実相
おわりに
第5章 戦後皇族論―象徴天皇の補完者としての弟宮―(河西秀哉)
はじめに
一 苦悩する「人間」としての秩父宮
二 スポークスマンとしての高松宮
三 自由で学究的な態度を取る三笠宮
おわりに
第6章 マスメディアにおける天皇・皇族写真―取材許可をめぐる宮内庁・マスメディア間の力学に焦点をあてて―(楠谷遼)
はじめに
一 戦前における天皇・皇族の取材対応
二 戦後巡幸での〝自由な取材〟
三 「皇太子御成婚」とミッチー・ブーム
おわりに
第7章 ミッチー・ブーム、その後(森暢平)
はじめに
一 理想の結節点としての皇太子夫妻
二 「お疲れ」と「お痩せ」
三 流産、長期静養とメディア
四 皇太子像の模索
おわりに
コラム1 行政機関としての宮内庁
コラム2 人事から見た宮内庁史
コラム3 皇室典範改正問題
コラム4 日記から見る政治家と昭和天皇
コラム5 公刊された側近たちの日記
コラム6 皇室とメディア
付録
宮内庁機構図
宮内庁歴代幹部リスト
象徴天皇制関連年表
天皇家系図
あとがき
編者・執筆者紹介
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