幻の本土上陸作戦
- サブタイトル
- 祥伝社新書 634 オリンピック作戦の全貌
- 編著者名
- NHK「果てなき殲滅戦」取材班 [編]/中津海 法寛 [編]
- 出版者
- 祥伝社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 243p
- ISBN
- 9784396116347
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/N69
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 主要参考文献:p240-243
- 昭和館デジタルアーカイブ
序
プロローグ 殲滅戦への道
企画の発端
沖縄で出会った戦争体験者
「米軍カメラマンの孫」との旅
鹿児島空襲の背後にあった上陸作戦
上陸作戦を推し進めた男
オリンピック作戦の取材へ
第1章 ある女性との出会い
空襲で片足を失った女性
安野さんとの対面
壊滅した小都市
なぜ小都市が狙われたのか
第2章 戦慄の上陸作戦の全貌
アメリカから届いた作戦文書
米国歴史学者との交渉
浮かび上がる作戦の全貌
徹底抗戦を貫こうとした日本軍
本土上陸作戦「決断」の時
第3章 焦土と化した南九州
オリンピック作戦前の地ならし
在野の研究者
狙われたKAGOSHIMA
南九州を「孤立化」せよ
戦後75年の壁
鹿児島駅で妹を失った男性
妹が亡くなった現場へ
オリンピック作戦の犠牲になった少女
バラバラの遺体の違和感
第4章 「地下壕」をめぐる日米の攻防
本土決戦へ突き進んだ日本
「地下壕」に命運を託す
全長16キロの地下壕
軍と一体化した「本土防衛最前線の街」
地下壕攻略へ動き出した米軍
沖縄戦を経験した米軍兵士へのヒアリング
地下壕の破壊実験
「禁断の兵器」で地下壕殲滅へ
第5章 極秘で進められた「対日毒ガス作戦」
日本軍への報復
対日毒ガス作戦、極秘文書
南米密林地帯での訓練
戦慄の人体実験
毒ガス作戦を推し進めた黒幕
本土上陸に向け加速した作戦
毒ガスの標的となった九州
なぜマーシャルは毒ガス作戦に突き進んだのか
第6章 日本、一億玉砕へ
米軍毒ガス作戦を把握していた日本
「特攻」の最前線となった南九州
元少年兵との出会い
爆雷を背負い、特攻訓練した少年
地下壕での「兵士との共同生活」
首を吊って自決せよ
集団自決をも強いられた
死が美化された時代
刻一刻と近づく本土決戦
第7章 作戦決行か否か~米軍内部の攻防
米軍幹部に伝えられた九州兵力情報
作戦決行か否か~対立した陸海軍
オリンピック作戦の代替案
マーシャルとマッカーサーの最高機密電文
トルーマン大統領の判断
第8章 一般市民を狙い撃つ
狙い撃ちされた市民
撃ち抜かれた民家
生存者を探し求めて
機銃掃射を浴びた女性
友人の壮絶な死
日本に一般市民はいない
第9章 憎しみの連鎖の果てに
封印を解かれたマーシャルの肉声
9発の原子爆弾の衝撃
南九州への原爆大量投下へ
戦争終結のため正当化された原爆
混乱を極めた終戦への道のり
未完に終わったオリンピック作戦
エピローグ 私たちへのメッセージ
義足で生き抜いた戦後
亡き妹の眠る無縁墓地へ
マーシャルからの遺言
ラストメッセージ
あとがき
解説(戸高一成)
主要参考文献
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