イデオロギーと図書館
日本語版への序文
序文(高山正也訳)
謝辞(高山正也訳)
第1章 序論(高山正也訳)
第2章 機能と構造(高山正也訳)
1. 図書館サービスの類型
2. 組み合わせ
3. 図書館への,図書館内での経営資源の配分
4. 図書館長の役割
第3章 文化的背景と政治的選択(庭井史絵訳)
1. 米国の公共図書館
2. 比較
3. フランスの公共図書館
第4章 カリフォルニア州立図書館システム(広瀬容子訳)
1. ジェームズ・ギリス(James Gillis)
2. 図書館サービス
3. ハリエット・エディ(Harriet Eddy)
4. カリフォルニア郡図書館システム
5. 図書館員の養成
第5章 文化外交における図書館(池内有為訳)
1. ジョージ・クリール(George Creel)と広報委員会
2. 第二次世界大戦
3. 戦時情報局(OWI)
4. OWI図書館・情報センター
第6章 日本と連合国占領下の図書館(佐藤聡子訳)
1. 日本の図書館
2. 司書の研修
3. 占領に向けて
4. 軍事政権
5. 日本の図書館員
第7章 CIE情報センター(金井喜一郎訳)
1. 連合国軍最高司令官総司令部(SCAP/GHQ)の民間情報教育局(CIE)
2. ドン・ブラウン(Don Brown)
3. ポール・バーネット(Paul Burnette)
4. CIE情報センター
5. 岡山
6. 人員配置
第8章 教育使節団,1946年(池内有為訳)
1. 目的
2. レオン・カーノフスキー(Leon Carnovsky)
3. フィリップ・キーニー(Philip Keeney)
4. 図書館への勧告
第9章 フィリップ・キーニーとキーニープラン(村上篤太郎訳)
1. カリフォルニア州におけるキーニー
2. 統一された計画
3. 図書館担当官としてのキーニー
4. ウイロビーと「左翼」
第10章 国立国会図書館(高山正也訳)
1. 帝国図書館
2. ファーズ(Charles Fahs)の提案
3. 国立国会図書館のための立法支援
4. クラップ(Verner Clapp)とブラウン(Charles Harvey Brown)
5. 金森徳次郎と中井正一
6. ロバート・ダウンズ(Robert Downs)
第11章 1950年の図書館法(村上篤太郎訳)
1. 中田邦造の草案
2. ジョン・ネルソン(John Nelson)
3. 1950年の図書館法
4. 図書館法の影(A Shadow)
第12章 ドン・ブラウンの新たな取り組み(広瀬容子訳)
1. ドナルド・ニュージェント(Donald Nugent)
2. アメリカ図書館協会
3. 陸軍の責任
4. ダウンズの調査
5. 責任者を任命する
第13章 ロバート・ギトラー,清岡暎一,そして慶應義塾(高山正也訳)
1. ロバート・ギトラー(Robert Gitler)
2. 設置大学の選択
3. 清岡暎一
4. 杉本鉞子
5. 福澤諭吉と慶應義塾
6. 慶應義塾との摩擦
7. 日本人図書館員たちとの交歓・交流
第14章 日本図書館学校(加藤好郎/高山正也訳)
1. 開校
2. 教職員
3. カリキュラムと資源
4. レファレンスワークショップ
5. 危機とファーズ博士(Dr. Fahs)
6. ロックフェラーの救援
第15章 後書き(庭井史絵訳)
1. カリフォルニア州
2. 情報センター
3. フィリップ・キーニー(Philip Keeney)
4. 日本のその後
5. その他の米国人
6. 評価
第16章 要約と再考(高山正也訳)
1. 歴史的事例
2. 日本における図書館の回顧
3. 米国の先導
4. 図書館と自由民主主義(Liberal Democracy)
付録 キーニー・プラン(高山正也訳)
1. 伝送スリップに記された本プランの意図
2. 計画本文
3. 組織と行政
4. 総合目録
5. 本計画の実施手順案
参考文献
インタビュー 本書を読むための予備的知見:監訳者 高山正也氏に聞く
監訳者あとがき
年表
索引
図
2.1 図書館サービスの四類型
4.1 ジェームズ・ギリス(James Gillis)
4.2 ハリエット・エディ(Harriet Eddy),1902年
7.1 ドン・ブラウン(Don Brown)
7.2 CIE図書館,東京
9.1 日本でのフィリップ・キーニー(Philip Keeney)
9.2 帝国大附属図書館協議会,1946年
10.1 ヴァーナー・クラップ(Verner Clapp)
10.2 国立国会図書館での金森徳次郎,1948年
10.3 福田直美とロバート・ダウンズ(Robert Downs)と一緒の国立国会図書館指導者
13.1 ロバート・ギトラー(Robert Gitler)
13.2 清岡暎一と千代野
14.1 日本図書館学校学科要覧,1951年
14.2 ロバート・ギトラーとフィリス・ジーン・テイラー(Phyllis Jean Taylor)(後のジーン・ブーチャー(Jean Boucher)),日本図書館学校図書室にて
14.3 日本図書館学校の初年次の教員と学生
14.4 慶應義塾大学でのファーズ博士(Dr. Fahs),1953年
表
14.1 日本図書館学校コースリスト,1951-1952年