海國讀本

序　（海軍大臣・及川古志郞）
序　（海軍大佐・平出英夫）
序　（福永恭助）
序　（子爵・小笠原長生）
　
第一編　海洋國日本
第一章　南方發展と海
（一）　日米利害の衝突
（二）　南の資庫
（三）　手に取れぬ資源は無意味
第二章　大陸問題と海
（一）　獨逸の弱點
（二）　佐渡丸の悲劇
（三）　常陸丸と蒋政權の苦痛
第三章　支那に海軍があつたら
第四章　太平洋は語る
（一）　太平洋とは？
（二）　日本の原住民
（三）　船の發達
（四）　歐州人太平洋に現る
　
第二編　我國の海上權力
第一章　盛だつた上古海軍
（一）　御東征の御遺訓
（二）　造船の詔と朝鮮
（三）　熊襲と三韓征伐
（四）　海上權の絕頂
第二章　海上權喪失時代
第三章　時宗の國防宜しきを得ず
第四章　施設海軍の勃興
（一）　初めて風に賴らずに勝つ
（二）　積極貿易
（三）　八幡船の構造と支那の國防
第五章　海賊大將軍
第六章　中古の水軍
第七章　東鄕大將と海賊流
第八章　秀吉海賊衆
（一）　秀吉海を知らず
（二）　名將李舜臣
（三）　空前の大敗
第九章　噫！鎖国
（一）　灯火の消える前
（二）　昔の航海法と日本人町の消滅
（三）　鎖國はもなかの皮の如し
　
第三編　今日の太平洋
第一章　太平洋爭霸時代
（一）　太平洋中の國境
（二）　百年目の七月七日
（三）　骨まで舐る
第二章　明日の太平洋
（一）　日米戰開始の樣相
（二）　日米戰の舞臺
（三）　淺閒丸事件と東京灣の露艦
第三章　戰爭と海運
（一）　一に船、二に船、三も船
（二）　海員魂
（三）　護送商船團とビスマルク號
　
第四編　海戦法規と手引
第一章　海戦法規
第二章　海の人人になる道