輝く忠誠　第４輯

一、　江南散華の故鎌田部隊長を慕ふ　故堀口水兵嚴父の眞情
　
二、　還らぬ空の勇士の兩親から書簡　この親にしてこの子あり
　
三、　江南の空に散つた勇士の母が感激の手紙
　
四、　莞爾として地雷を踏んだ肉彈水兵
　
五、　閘北總攻撃に於ける決死隊
戰友の危急を救つた決死隊員三名
突撃孔を開く第二の決死隊
　
六、　肅然襟を正さしむる石井一水の最期
　
七、　敵弾も避けて通つた鬼水兵
　
八、　虹口クリーク畔に散つた花
　
九、　勇敢なる機關兵　旺盛なる攻撃精神と兵器愛護の精神
　
一〇、　沈勇敢な斥候長敵戰車を捕獲
　
一一、　壯烈！死を以て守る哨兵線
　
一二、 重傷を負ひながら戰友の安否と敵情を氣遣ふ
　
一三、　ハンカチ梅林機の操縦者　故松井正守二等航空兵曹の遺書
　
一四、　還らぬ海の荒鷲南部機と石塚機　殉職の地に空から美はしき花環を投下
　
一五、　隴海治線上空に散つた栗本少佐機　莞爾として二番機を顧み手を振つた少佐の俤
　
一六、　大型〇〇機搭乗員の沈勇　燃ゆる機上消火作業に努めつゝ歸還
　
一七、　戰死せる部下の遺族に寄せた永井中尉の書簡
　
一八、　故西脇大尉、岡田特務少尉初陣の殊勳　命日に發見された兩勇士の遺骨
　
一九、　健氣な水兵の母　愛兒に父の死を秘めて奮戰を祈る
　
二〇、　哨兵線に老人を勞はる日本武士道の華　一ツ橋哨兵線（出雲部隊第二小隊）の美舉
　
二一、　陸海兩軍の美はしき情緒　上海入城の陸軍兵と陸戰隊、在鄕軍人の感激手記
　
二二、　皇軍將兵の上を思ふ少國民の意氣　海軍大臣宛可憐な兒童の手紙