母の愛は虹の色

母とわたし（村田英雄）
第一章　美しき二人の母
宿命の絆はいま…
初舞台、そして生涯の師との出逢い
厳しい修業に耐えて

第二章　秘めたる母の希い
十四歳座長の初恋
意地を通す母に不安の影
前線慰問と戦争の爪あと
腹いっぱい食べたくて海軍へ

第三章　母・この強きもの
敗戦、帰郷、再び親子三人で
ああ、師匠は無事だった
再出発の文芸浪曲
この女こそ人生の伴侶だ

第四章　母は嘆きの中で
母は許してくれたけれど…
母の嫉妬の中で長男誕生
男なら檜舞台で勝負したい

第五章　故郷の山・母の影
男の旅だち第一歩
ああ、栄冠涙あり
酒井雲坊から村田英雄へ
チャレンジこそ俺の生き方

第六章　母の愛は虹の色
古賀政男の弟子となって
順風に棹さすものは何？
母は我が命の中に
母の心よ何時までも

あとがき（加藤恵美子）