図書センソウ ト ヘイワ オ カンガエル NHK ドキュメンタリー000067182

戦争と平和を考えるNHKドキュメンタリー

サブタイトル1~10
NHK Documentaries on War and Peace
編著者名
日本平和学会 編
出版者
法律文化社
出版年月
2020年(令和2年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
xi,189p
ISBN
9784589041036
NDC(分類)
319
請求記号
319/N71
保管場所
閉架一般
内容注記
さらに学ぶ人のために:各項目末
和書
目次

はしがき
凡例
 
第Ⅰ部 映像の20世紀
Ⅰ-1 「映像と人間」の世紀の始まり▶『映像の世紀第1集 20世紀の幕開け カメラは歴史の断片をとらえ始めた』
Ⅰ-2 世界戦争の悪夢▶『映像の世紀第2集 大量殺戮の完成 塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た』
Ⅰ-3 大衆社会の狂騒と病理─資本主義の文化的矛盾▶『映像の世紀第3集 それはマンハッタンから始まった 噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした』
Ⅰ-4 プロパガンダ映像をどう扱うか─術中に嵌まる危うさ▶『映像の世紀第4集 ヒトラーの野望 人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した』
Ⅰ-5 皆殺しの思想―人間の非人間化と機械化の臨界点▶『映像の世紀第5集 世界は地獄を見た 無差別攻撃、ホロコースト、そして原爆』
Ⅰ-6 独立運動を率いた3人の偉人たち▶『映像の世紀第6集 独立の旗の下に 祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ』
Ⅰ-7 冷戦の起源─権力政治とその犠牲者▶『映像の世紀第7集 勝者の世界分割 東西の冷戦はヤルタ会談から始まった』
Ⅰ-8 せめぎ合う戦争の恐怖と自由への渇望▶『映像の世紀第8集 恐怖の中の平和 東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した』
Ⅰ-9 自由と民主主義の主体とは誰か▶『映像の世紀第9集 ベトナムの衝撃 アメリカ社会が揺らぎ始めた』
Ⅰ-10 民族自決の理念と幻想▶『映像の世紀第10集 民族の悲劇果てしなく 絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった』
Ⅰ-11 人類が初めて経験した未曽有の世界大戦▶『新・映像の世紀第1集 第一次世界大戦・百年の悲劇はここから始まった』
Ⅰ-12 資本主義というモンスターの誕生▶『新・映像の世紀第2集 超大国アメリカの出現・グレートファミリー 新たな支配者』
Ⅰ-13 ナチ・ファシスト体制の戦争─映像と記憶をめぐる問題▶『新・映像の世紀第3集 第二次世界大戦・時代は独裁者を求めた』
Ⅰ-14 冷戦と権力の謀略─独善的「正義」の闇▶『新・映像の世紀第4集 冷戦・世界は秘密と嘘に覆われた』
Ⅰ-15 理想主義が現実の国際政治を動かすとき─68年の思想のグローバルな転移とその帰結▶『新・映像の世紀第5集 激動の1960年代・若者の反乱が世界に連鎖した』
Ⅰ-16 あなたのワンカットは世界を平和に変えるのか▶『新・映像の世紀第6集 21世紀の潮流・あなたのワンカットが世界を変える』
 
第Ⅱ部 破壊と分断の世界
Ⅱ-1 総力戦における「市民」の位置づけ▶『激動の記録「市民と戦争」(前・後編)』
Ⅱ-2 誤算と誤認の連鎖─無謬ならざる人間と核兵器は共存できるか▶『十月の悪夢 1962年キューバ危機・戦慄の記録 前編 核戦争への綱引き』/『後編 破滅の淵の13日』
Ⅱ-3 ベルリンの壁を崩壊させたピクニック─「鉄のカーテン」の幕引きの知恵と勇気▶『こうしてベルリンの壁は崩壊した ヨーロッパピクニック計画』
Ⅱ-4 国際法─この不確定なるもの▶『核兵器はこうして裁かれた 攻防・国際司法裁判所』
 
第Ⅲ部 アジア太平洋戦争に向かう日本
Ⅲ-1 時代を映す鏡としてのドキュメンタリー▶『ドキュメント太平洋戦争第1集 大日本帝国のアキレス腱 太平洋・シーレーン作戦』/『第2集 敵を知らず己を知らず ガダルカナル』/『第3集 エレクトロニクスが戦を制す マリアナ・サイパン』/
『第4集 責任なき戦場 ビルマ・インパール』/『第5集 踏みにじられた南の島  レイテ・フィリピン 』/『第6集 一億玉砕への道 日ソ終戦工作』
Ⅲ-2 同じ過ちを繰り返す日本─戦争・原発事故・コロナ危機▶『日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第1回 “外交敗戦” 孤立への道』/『第2回 巨大組織 “陸軍” 暴走のメカニズム』/『第3回 “熱狂” はこうして作られた』/
『第4回 開戦・リーダーたちの迷走』/『戦中編 果てしなき戦線拡大の悲劇』
Ⅲ-3 官僚組織としての日本海軍─組織的利害(セクショナル・インタレスト)・同調圧力・無責任▶『日本海軍 400時間の証言 第1回 開戦 “海軍あって国家なし”』/『第2回 特攻 “やましき沈黙”』/『第3回 戦犯裁判 “第二の戦争”』
Ⅲ-4 空襲への想像力をもつために▶『東京大空襲』/『本土空襲 全記録』
Ⅲ-5 靖国神社はなぜ生き延びることができたのか▶『靖国神社 占領下の知られざる攻防』
Ⅲ-6 「独白録」と昭和天皇・マッカーサー会見▶『昭和天皇 二つの「独白録」』
Ⅲ-7 アジアの「解放」と太平洋戦争▶『アジアと太平洋戦争 第1回 ジャカルタの一番熱い日 インドネシア独立宣言』/『第2回 独立・48時間の選択 「自由タイ」の人々』/『第3回 マッカーサーの約束 フィリピン・抗日人民軍の挫折』/
『第4回 チョウムンサンの遺書 シンガポールBC級戦犯裁判』
コラム 映像をアーカイブ的に視聴する
 
第Ⅳ部 日米戦争と日米同盟─オキナワの現実─
Ⅳ-1 データジャーナリズムと戦争の記憶▶『沖縄戦 全記録』
Ⅳ-2 慰霊とは生者のいかなる行為なのか▶『沖縄・23万人の碑 戦後50年目の祈り』
Ⅳ-3 沖縄戦体験の沈黙と「語り」▶『沖縄 よみがえる戦場―読谷村民2500人が語る地上戦』
Ⅳ-4 硫黄島玉砕戦─語られた「真実」、語られなかった「真実」▶『硫黄島 玉砕戦―生還者61年目の証言』
Ⅳ-5 核兵器が配備・貯蔵された島▶『スクープドキュメント・沖縄と核』
Ⅳ-6 沖縄返還とは何であったか▶『総理秘書官が見た沖縄返還 発掘資料が語る内幕』
Ⅳ-7 沖縄の基地問題─真ん中にある欠片(ピース)▶『沖縄 安保と基地の間で 第1回 基地に一番近い学校―卒業生4800人の今』
 
第Ⅴ部 原爆と人間─ヒロシマ・ナガサキの人類史的意味─
Ⅴ-1 核爆発10秒の科学が伝える原爆の非人道性▶『原爆投下 10秒の衝撃』
Ⅴ-2 爆心地の証言と被爆者の戦後史▶『爆心地 生と死の記録』
Ⅴ-3 「使える核兵器論」で切り捨てられた被爆者▶『見過ごされた被爆 残留放射線63年目の真実』
Ⅴ-4 「語り部」の遺言▶『きみはヒロシマを見たか 広島原爆資料館』
Ⅴ-5 見えない被害─放射線被曝の経験と科学▶『救援 ヒロシマ・残留放射能の42年』
Ⅴ-6 原爆は人間に何をもたらしたのか─被爆者の心の傷▶『なぜ助けられなかったのか 広島・長崎7000人の手紙』
Ⅴ-7 生き続ける禎子さん─「サダコ」物語を超えて▶『サダコ ヒロシマの少女と20世紀』
Ⅴ-8 死者と出会う記憶の場▶『原爆の絵 市民が残すヒロシマの記録』
Ⅴ-9 記録された/されなかった長崎の子どもたち▶『長崎の子・映像の記憶 原子雲の下に生きて』
Ⅴ-10 原爆投下が生んだ被害への日本の責任は何か▶『原爆投下 活かされなかった極秘情報』
 
第Ⅵ部 ヒロシマ・ナガサキからチェルノブイリ・フクシマへ
Ⅵ-1 チェルノブイリにおける被害─被災者の声を手掛かりに▶『調査報告 チェルノブイリ原発事故』/『汚された大地で チェルノブイリ―20年後の真実』
Ⅵ-2 核汚染が広がる地球─被爆地広島と結んで▶『調査報告 地球核汚染―ヒロシマからの警告』
Ⅵ-3 原発事故から住民を守ることの不可能さ▶『原発事故 100時間の記録』
Ⅵ-4 問われ続ける「原発避難」▶『“原発避難” 7日間の記録 福島で何が起きていたのか』
Ⅵ-5 「真実」とは何か─事故を検証する▶『原発メルトダウン 危機の88時間』
Ⅵ-6 「負の遺産」としての放射性廃棄物─フクシマから問い直す将来世代への責任▶『東日本大震災 追跡―原発事故のゴミ』
Ⅵ-7 コスト面から原発事故を検証する▶『廃炉への道2016 調査報告 膨らむコスト―誰がどう負担していくか』
Ⅵ-8 「被曝の森」が人間社会に突きつけるもの▶『被曝の森2018 見えてきた“汚染循環”』