引き揚げの記
- サブタイトル
- 編著者名
- 藤崎 須美子 著
- 出版者
- 藤崎須美子
- 出版年月
- 1983年(昭和58年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 215p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/F66
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 制作:主婦の友出版サービスセンター(東京)
- 昭和館デジタルアーカイブ
序 (重村力)
第一章 大東亜戦争前夜
日米戦争はじまる
大連での生活
新京へ転勤がきまる
新京にて
長女の出産
子守りの千恵さん
野菜作り
防空演習はじまる
知らぬは国民ばかりなり
向井伯母の来満
母との再会
夫に召集令状
疎開することに決める
疎開の準備
新京駅にて汽車を待つ
空襲警報の中を貨車に乗る
南下する避難列車
当時の満州・朝鮮略図
第二章 鎮南浦にて
終戦の放送をきく
会長の役を引き受ける
新京に連絡
北三十八度線
幼い博幸ちゃんの死
九死に一生を得た思い
幼い子らに病気蔓延す
ジフテリアによる死亡激増
オンドルでの生活
シューバー(上)
シューバー(下)
父の最期
火葬許可証を受ける
使役に出る
ソ連兵の横暴(上)
ソ連兵の横暴(中)
ソ連兵の横暴(下)
燃料
煙草(上)
煙草(下)
無抵抗主義
鎌で草刈り
工場主の家に雇われる
ネクタイ
池のある庭味
マラリア?
庭の草取り
リンゴの籠編み(上)
リンゴの籠編み(中)
リンゴの籠編み(下)
出発を前にして(上)
出発を前にして(下)
第三章 日本内地に向け出発
河原で休憩
けわしい山道を行く
人の情けが身にしみる
たんぼの畦道
牛車の進む道
星空を仰いで
三十八度線を前にして
川を渡る
北緯三十八度線を突破
議政府へ行く
夜空に炎は高く
生きている
議政府出発の前夜
京城の町を通る
仁川埠頭にて
仁川での思い出
仁川埠頭に別れをつげる
貨物船にのる
船のなか
三日目に佐世保の沖へ
下船を前にして
いよいよ上陸
佐世保の宿舎にて
紙幣の交換
引き揚げ列車は東京へ
車窓にうつる日本の山河
派手な着物をきた京都娘
静岡駅のホームで
東京につく
上野駅にて
再会
果たした約束
夫との対話
夫の引き揚げの様子
第四章 引き揚げ後
混乱のなかの買い出し
達夫、小学校へ入学
父のふるさと金沢へ
父の納骨
兄、戦死の公報
兄とフィリッピン戦線
社宅に引き移る
社宅の人たち
同じ社宅の和枝ちゃん
母危篤のしらせ
母の面影
亡き母に会う
母の思い出
仙台にて思うこと
あとがき
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