図書目録フクダ マサコ ト ソノ ジダイ資料番号:000067137

福田昌子とその時代

サブタイトル
戦後改革期女性国会議員の10年
編著者名
佐藤 瑞枝 著
出版者
ドメス出版
出版年月
2021年(令和3年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
268p
ISBN
9784810708554
NDC(分類)
312
請求記号
312/Sa85
保管場所
閉架一般
内容注記
福田昌子関連略年表:p245-248 引用・参考文献:p249-263
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
 
序章 参政権を獲得して
福岡県第二号女性国会議員/戦時下の産婦人科医/立候補の要請/松本治一郎との出会い/初めての選挙運動/国会という職場
 
第一章 優生保護法―中絶の合法化と優生思想
第一回国会・第一次社会党法案/第二回国会・第二次超党派法案の成立/谷口弥三郎と優生保護法/もう一つの風景/「正しい産児制限」/家族計画・受胎調節普及へ/優生保護法その後
 
第二章 性病予防法・売春防止法―性の国家管理をめぐって
「性病を家庭に入れるな」/「狩り込み」の合法化/立川基地強制検診問題/「パンパン・ガール」に対するまなざしをめぐって/スクラムを組む女性議員たち/「売春等処罰法案」から「売春防止法」成立へ
 
第三章 看護制度改革(1)―その理想と現実
GHQ看護課と日本の看護職リーダーたち/GHQのみた日本の病院と幻の「保健師法案」/「保助看法」国会審議へ―発言の先頭に立つ女性議員たち/火種を残す甲乙種看護婦/「へそのお」論争/厚生省看護課設置/既得権者の苦悩・試験の壁/試験免除の請願/
第一回甲種試験の実施と改正論議の白熱化/激突する理想と現実―試験制度の是非をめぐって/揺れる日本看護協会/衆参小委員会とGHQ・看護制度審議会/妥協の積み重ねで成立した改正法案/「准看護婦制」をめぐって/GHQ撤退と厚生省看護課廃止
 
第四章 看護制度改革(2)―金子光とオルト
「パンパンガール」的発言/金子看護課長発言問題/金子光その後/GHQの女性スタッフたち/オルトの理想と孤独
 
第五章 「未亡人」問題と母子福祉
「さて、未亡人とは」/未亡人問題・母子家庭問題の発生/「無差別平等」の原則から母子保護へ/「母子福祉資金の貸付等に関する法律」の成立/福田昌子と母子福祉問題/未亡人運動と遺族運動/福岡県下の未亡人団体の結成/
上村清子の怒り―福岡県遺族連合会婦人部の発足/「遺族会だより」にみる未亡人の窮状/サバイバル事業と「母子家庭を明るくする運動」/杉本県政と「婦人の町」構想/幻と消えた「婦人の町」/「社会的に見た未亡人」にみる女性解放論/未亡人はなぜ不幸なのか/
再婚より自立せよ
 
終章 国会に別れを告げて
女性差別への怒り/福岡市長選挙へ/再び衆議院議員総選挙へ
 
あとがき
福田昌子関連略年表
引用・参考文献
索引

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