図書カイグン クウギショウ000067135

海軍空技廠

サブタイトル1~10
太平洋戦争を支えた頭脳集団 光人社NF文庫
編著者名
碇 義朗 著
出版者
潮書房光人新社
出版年月
2021年(令和3年)4月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
706p
ISBN
9784769832102
NDC(分類)
397.21
請求記号
397.21/I31
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
 
第一部 不屈の人材組織
1 押し寄せる時代の波〈海軍航空界のパイオニアたち〉
2 海軍航空の幕ひらく〈海軍航空廠設立の功労者たち〉
3 人を愛し人を信じて〈航空エンジニアの人材大集合〉
4 作戦の基礎は技術に〈思想を持った提督と航空燃料〉
5 近代化へのスタート〈技量卓抜なテストパイロット〉
6 寄せられた熱き期待〈陸上攻撃機を発想した先覚者〉
7 航空技術者への里程〈有識工員という名前の技術者〉
8 銀翼は朝日に輝いて〈期待をうわまわった八試特偵〉
9 名演技のフィナーレ〈大英断が九試単戦成功の要因〉
10 戦闘機無用論の台頭〈日本海軍攻撃重視思想の欠陥〉
11 運不運を分けるもの〈九試中艇と九試大艇その明暗〉
12 幾多の犠牲のうえに〈最も危険な職場・飛行実験部〉
13 背負った悲しき宿命〈一式陸上攻撃機の悲運の戦歴〉
14 着眼と努力と情熱と〈よろず承り役飛行機部検査官〉
15 燃える決戦の大空へ〈十二試のハイライト名機零戦〉
16 針の筵に座らされて〈未知の分野フラッターの研究〉
17 限界への果敢な挑戦〈零戦事故から生まれた新幹線〉
18 つねに最良を求めて〈不運な艦上爆撃機彗星の悲劇〉
19 多くの難問のなかで〈時代からとり残されたバカ鳥〉
20 ラバウルの夜に飛ぶ〈アイデアで生きかえった月光〉
21 高性能が救った危機〈銀河で助かった偵察員の証言〉
 
第二部 繁栄への曙光
1 大きな賭けにいどむ〈山本長官と和田廠長の大勝負〉
2 戦場の空気に触れて〈前線に派遣された技術者たち〉
3 苛烈な航空戦の島に〈とり残された発動機部員たち〉
4 逆境をはねかえす力〈異色の戦闘機紫電誕生の背景〉
5 燃えあがる炎の中で〈雷電につきまとった不運な影〉
6 飛行機乗りと設計者〈決死の覚悟・飛行実験部部員〉
7 期待と悲願をこめて〈未知への遭遇・紫電改の試練〉
8 空技廠が育てた零戦〈改修に改修をかさねた戦闘機〉
9 遅かった後継機誕生〈幸うすき運命をたどった烈風〉
10 苦しき戦いの中から〈機銃開発に賭けた機銃屋たち〉
11 技術屋魂を発揮して〈世界に誇る技術を持つ計器部〉
12 芽ばえた特攻の思想〈人間を機械におきかえた桜花〉
13 桜花からモノレール〈新境地をひらいた多彩な技術〉
14 振り回された空技廠〈まぼろしの飛行機景雲の最後〉
15 世界一の戦闘機の夢〈技術者パイロット一号機震電〉
16 ドイツでうけた衝撃〈ロケットエンジン開発の経緯〉
17 みじかき薄幸の生涯〈秋水その数秒のロケット飛行〉
18 不利な条件のもとで〈ジェット時代を開いた空技廠〉
19 危険な飛行への報酬〈橘花機上、明暗を分けた決断〉
 
あとがき