図書センジカ ノ イチノミヤ クラシ ト クウシュウ000067114

戦時下の一宮くらしと空襲

サブタイトル1~10
編著者名
森 靖雄 著/樹林舎 編集制作
出版者
人間社
出版年月
2021年(令和3年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
295p
ISBN
9784908627606
NDC(分類)
215.5
請求記号
215.5/Mo45
保管場所
閉架一般
内容注記
参考・引用資料:p280-282
和書
目次

はじめに
 
第一章 一宮大空襲の概要
一宮市への空襲
【コラム】 本書で取り上げる「一宮」の範囲
「戦時下」という時代
 
第二章 一宮と三八市
一宮市の地理的・歴史的特徴
繊維産地の形成
【コラム】 織物と織物産地
第二次大戦下の変化
 
第三章 第二次大戦中の国民学校と児童
日中戦争から太平洋戦争へ
【コラム】 奉安殿と教育勅語の奉読
国民学校二回生
学童疎開
 
第四章 一九四五年前半のくらし
物価統制・配給制
家庭用品販売と企業整備
【コラム】 陶製の「減り止め」
二回の大地震
隣組、防諜
「銃後を担う」婦人会活動
【コラム】 「兵隊にとられる」
 
第五章 空襲直前のくらし
灯火管制と「警報」の合図
授業中断続きの小学生
「荷物疎開」と疎開荷物の焼失
半年間の休校
最初の一宮空襲
中学四年生の兄の日常
【コラム】 動員学生の被爆死
父の日常
【コラム】 岡本工業と「アツタ号」
母の日常
 
第六章 大空襲当日
警報が出なかった空襲
「ひたすらに逃げた」母の手記
筆者が記憶する当夜の状況
翌朝の家族の状況
【コラム】 貴重だったタバコ
【コラム】 一宮大空襲はいつだったのか?
 
第七章 罹災直後のくらしと終戦
焼け跡片付けと食料生産
終戦とその直後
【コラム】 薄々感じていた敗戦
戦後の食糧確保と住まいの再建
学校の再開
兄の進学断念
 
第八章 戦災前後の一宮市内各学校の状況
市街地の小学校被害
【コラム】 学校給食の始まり
【コラム】 戦後のクラブ活動開始
旧制中学校の被害と戦後改革
新制中学校の創設
【コラム】 新制中学校開設の苦労
【コラム】 南部中学校の浅野移転と新聞部の創設
 
第九章 戦後の一宮罹災地
一宮の罹災状況
商業活動の再開と「買い出し」「闇市」
隠匿物資の摘発
食糧品などの手づくり
繊維工場の復活と「ガチャ万」時代
新憲法と一宮市平和都市宣言
 
あとがき
参考・引用資料
索引
図版・編集協力