図書ジョガクセイ タチ ノ プレー ボール000067106

女學生たちのプレーボール

サブタイトル1~10
戦前期わが国女子野球小史
編著者名
竹内 通夫 著
出版者
あるむ
出版年月
2021年(令和3年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
xiii,184p
ISBN
9784863331709
NDC(分類)
783
請求記号
783/Ta67
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
文献(引用文献含む野球関係全般):p146-156
和書
目次

まえがき
 
第Ⅰ部 戦前期わが国における女子野球小史
一 はじめに
二 明治期における女子野球
1 明治期の女学校におけるベースボール―日本女子大学校
2 京都市第一高等小学校の女子ベースボール
3 京都市第二高等小学校の女子ベースボール
4 大分県佐伯小学校の女子ベースボール―「少女野球団の敗戦」
三 大正期における女子野球(Ⅰ)
1 「インドア・ベースボール」と「キッツンボール」の登場
2 インドア・ベースボールの普及―愛知淑徳高等女学校の優勝
3 熊本県立第一高等女学校の「デッドボール」
4 越原和の女子スポーツ論とキッツンボール
5 東海キッツンボール大会と名古屋高等女学校の優勝
6 大会の回想
7 愛知県知多高等女学校の「キッツンボール」
8 全国的な批判により中止となる―鈴木江北の反論
9 女子野球(キッツンボール)の終焉
四 大正期における女子野球(Ⅱ)
1 軟式野球ボールの誕生
2 高等女学校における「軟式野球」の誕生
3 「日本女子オリムピック大会」開催
4 大会参加選手の回想
5 大会の女子野球評
6 今治高等女学校の野球部の活動
7 宮城県第二高等女学校の野球
8 第一回大阪女子軟式野球大会
9 女子野球に中止命令
10 「女学生に野球は問題なし」―中止命令への反論
11 近年におけるわが国の「女子野球」研究の動向
12 二つの「女子野球チーム」の来日
五 付論 戦後の女子野球─第二次世界大戦後から現代まで
 
第Ⅱ部 子規とベースボール─「ベースボール」から「野球」へ
一 はじめに─「子規の野球殿堂入り」
二 文明開化における「ベースボール」
1 「ベースボール」の伝来とその教育的価値
2 「ベースボール」伝来諸説
三 「ベースボール」の訳語「野球」について─外来文化の「日本化」
1 正岡子規説
2 小説「山吹の一枝」
3 随筆「筆まかせ」
4 「野球」(ノボール)
5 中馬庚説
四 「バット一本球一個を生命の如くに思い居り」(子規)
1 子規のベースボール俳句と短歌
2 子規の「ベースボール」エッセイ
3 子規の「ベースボール」用語の日本語訳
五 「ベースボール」の日本化
1 野球用語の「和製英語化」
2 日本式「精神野球」の普及
六 おわりに
1 「野球」研究の文化史・社会史について
2 「その人の 足あと踏めば 風薫る」
 
付論1 回想の長谷川良平投手(元広島カープ)
文献(引用文献を含む野球関係全般)
「あとがき」にかえて
付論2 「日本の女子野球」Japanese Women’s Baseball(英文)