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一九四〇年代素人演劇史論

サブタイトル1~10
表現活動の教育的意義
編著者名
小川 史 著
出版者
春風社
出版年月
2021年(令和3年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
334p
ISBN
9784861107177
NDC(分類)
775
請求記号
775/O24
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
博士論文(早稲田大学,2005年提出)に一部加筆修正を行ったもの
和書
目次

はじめに
 
序論
第1節 研究の課題と意義
第2節 先行研究および資料
第3節 本書の構成
 
第1章 素人演劇の前史
第1節 地域への新劇の波
第2節 坪内逍遥の公共劇
第3節 素人演劇の戯曲分析
 
第2章 戦時下における素人演劇運動―自発性をめぐる総動員体制のジレンマ―
第1節 素人演劇運動の誕生
第2節 演劇行政の展開
第3節 素人演劇運動の展開
まとめ
 
第3章 素人演劇運動の理論
第1節 理論の全般的傾向
第2節 生活協同化の推進
第3節 生活感情の表現
第4節 「生活訓練」の場としての舞台
まとめ
 
第4章 戦時下素人演劇運動の実際
第1節 地域における素人演劇運動の実態
第2節 素人演劇の戯曲に見る「新体制」の提示
第3節 素人演劇の指導と練習過程
第4節 上演における統合の様態―「観衆の導き方」から「国民の導き方」へ―
まとめ
 
第5章 敗戦直後の素人演劇と表現の獲得
第1節 敗戦をめぐる経験の差異
第2節 敗戦直後の風景
第3節 民衆の精神的危機と演芸
第4節 農村における演劇活動―表現の獲得―
まとめ
 
第6章 戦後労働者の素人演劇―自立演劇の展開過程―
第1節 自立演劇をめぐる教育的な問題状況
第2節 自立演劇の成長と転換
第3節 自立演劇をめぐる諸問題
まとめ
 
第7章 演劇を通した表現と関係性への問いかけ―自立演劇の実践―
第1節 労働者にとっての経験と表現
第2節 自立演劇の指導をめぐる問題
第3節 労働者の演劇実践
第4節 日常と関係性の捉え直し
まとめ
 
結論
あとがき