満洲開拓青年義勇隊鐵驪訓練所所史
- サブタイトル
- 編著者名
- 全国鉄驪会 編
- 出版者
- 全国鉄驪会
- 出版年月
- 1993年(平成5年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 27×
- ページ
- 710p,図版24枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 611
- 請求記号
- 611/Z3
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 奥付のタイトル:鉄驪訓練所所史 背のタイトル:鐵驪訓練所 折り込図2枚 鉄驪大訓練所略年表:p158-168 参考文献:p708
- 昭和館デジタルアーカイブ
巻頭言 (鉄驪訓練所副所長・近藤安雄)
序文 (訓練本部教学科長・岡本雅生)
発刊の言葉 (編集委員長・鉄驪訓練所付属病院医師・後藤美男)
思師の格言 (内原訓練所所長・加藤完治/鉄驪訓練所初代所長・高橋要一/鉄驪訓練所二代目所長・家所政信)
第一章
義勇軍送出の背景 (編集委員会)
満洲開拓青年義勇隊訓練所創設前後の想い出 (満拓公社幹部・大西静雄)
義勇隊先遣隊入植の頃 (満拓公社経営部長・武藤三雄)
鉄驪訓練所概要 (満公社編)
鉄驪大訓練所略年表 (東京三江会作成)
第二章
幹部の手記
友情の蜆汁 (鉄驪訓練所副所長・近藤安雄)
鉄驪第五大隊のこと (第五大隊大隊長・中澤広)
「満洲開拓」とは何であったか (総本部農事教士・谷口明郎)
第一次からの推移 (総務部教士・上野松雄)
この旗の許に集まった若き日 (特科隊木工教士・鈴木清博)
高橋所長より贈られた本 (特科隊縫工教士・加藤三郎)
農産加工班の歩み (特科隊農産加工教士・武山今雄)
開拓は食糧の確保から (第三大隊栄養教士・結城金四郎)
寮母の手記
懐旧談 (寮母第一期生・菊地エミ)
五大隊に配属されて (寮母第六期生・宫本静子)
皆さんとの懐かしい思い出 (寮母第六期生・源関くみ子)
あの頃の少年たち (寮母第七期生・滝沢つたえ)
第三章
中隊の経歴 (編集委員会)
第一次
匪弾に倒れた友の屍を乗り越えて (森中隊中隊長・森圓吉)
今もなお胸があふれそうに (内中隊教士・南舍好太郎)
第一次月館中隊の家庭報告 (月館中隊中隊長・月館信良)
高橋中隊概史 (高橋中隊・杉浦正春)
天地根元時代の出来事 (高橋中隊・峰岸増吉)
まず最初に家づくりと播種 (大久保中隊・額田裕三)
天龍関の指導で相撲が大流行 (森中隊・小島貴一)
小羊のはねる鉄驪 (森中隊・笠継正志)
想像以上に苦しめられた宿舎 (久保中隊・後藤喜四郎)
本部畜産班を命ぜられて (久保中隊・早坂俊夫)
最も辛かった暑さと空腹 (佐伯中隊・菅原朝喜)
悲惨な初めての越冬 (小島中隊・小野塚正)
親善野球大会で最優秀投手に (小島中隊・鈴木久雄)
てんぷらで小屋が全焼 (小島中隊・田辺達也)
原隊復帰で消滅したラッパ鼓隊 (赤坂中隊・大村益夫)
匪賊の巣窟へ討伐に (赤坂中隊・坂東三平)
第二次
紀元二千六百年-現地からの挨拶 (近内中隊中隊長・近内與八)
高橋中隊現地報告書 (高橋中隊中隊長・高橋武夫)
兄弟以上の親しみを感じた馬たち (勝間田中隊・泉政吉)
日記抄 (勝間田中隊・桝室時晴)
川端中隊年表 (川端中隊・寺田儀一)
拝復 お父さん (近内中隊・大場常次郎)
ある小隊長の行動記録 (木村中隊鉄驪会)
今でも胸の中に生きる (高橋中隊・名執美己男)
忘れられない最高の御馳走 (小林中隊・山本正治)
多くの試練の中での青春時代 (小林中隊・名取重雄)
北満の現地からの便り (山本中隊・稲葉正光)
拓友「トキ」のこと (藤沢中隊・駒ヶ峰留之助)
北斗七星と小興安嶺 (兵藤中隊・生地恒次)
事件の烙印を背負わされて (松井中隊・石田富男)
水の重圧力を利用した漁法 (柴垣中隊・鈴木豊吉)
査閲の密集教練で賞詞 (柴垣中隊・行田博)
生活を蘇らせた尺人練習 (島林中隊・高橋功)
いつの間にか軍国主義者に (島林中隊・西田不二夫)
第三次
護賀新年-現地からの報告 (小野中隊中隊長・小野一夫)
私の中の片桐中隊 (片桐中隊教士・藤島喜一郎)
河野中隊誌 (河野中隊・首藤孝)
三年間が無事に終り (河野中隊・坂本巌)
ピッケルで大立回り (河野中隊・樋口義人)
鉄山包懐古 (河野中隊・上野照三)
大阪中隊想い出の記 (宮浦中隊・桜井駒吉)
馬と共に暮らして (宮浦中隊・楠功)
肝を冷やした「非常呼集!」 (土山中隊・折原公)
洗濯に呼蘭河へ (土山中隊・阿石勇一)
隊員日記 (片桐中隊・阿部善治)
「大訓借別の歌」を後にして (村木中隊一徳会)
広野の青春 (村木中隊・佐野敏夫)
高度な義勇隊の軍事訓練 (小野中隊・田辺恿)
凍土の中で始められた開墾 (小野中隊・波田松二)
昭和十八年の生活日記より (小野中隊・川村藤男)
零下四十度、厳寒の歓迎 (小野中隊・三枝誠)
第四次
つきない幹部の悩み (根岸中隊教士・福田聡)
三将軍の来所 (久保中隊・関本武雄)
百五十九日間の青春 (久保中隊・黒田博)
事務見習い訓練生として (加藤中隊・茂手木理栄)
句十題 (加藤中隊・根岸寅夫)
鉄驪懐古 (加藤中隊・小山三次郎)
衛兵と歌集 (加藤中隊・戸ケ崎恭治)
泥まみれの入所 (涔口中隊・吉永孝彰)
高瀬中隊の記録 (高瀬中隊高瀬会)
収穫なし閣下の釣り (高瀬中隊・多岐昭二郎)
装蹄技術を習得 (高瀬中隊・歌原忠義)
中尾中隊記録 (中尾中隊中尾会)
修学旅行と演習旅行 (中尾中隊・石井靖千)
冬期の伐採作業 (川井中隊・連下哲郎)
本部畜産訓練生 (川井中隊・大森 清司)
慢性的な餓えに悩まされて (神宮司中隊・朋友会)
蚊の来襲と蛍の群集 (神宮司中隊・神宮司光)
中隊敷地に躍動する野生 (相原中隊・三口道信)
栗田中隊の経過 (栗田中隊栗田会)
営繕班に派遣されて (栗田中隊・安藤武)
春、花のトラクター班の出番 (栗田中隊・三品惣吉)
窯業班で特技習得 (栗田中隊・藤井市良)
事務見習生として楽しい生活 (栗田中隊・渡辺善一)
憧れの特科隊畜産部へ (鈴木中隊・前田正二)
蜃気楼 (根岸中隊・平岩昇)
所長閣下の一面 (根岸中隊・高城恒夫)
乗馬が一番の楽しみ (根岸中隊・斉藤明)
銃に氷の花が咲く (根岸中隊・片亀 貞一)
人間も牛も栄養不良 (根岸中隊・宇田川雄作)
王道楽土建設のためとはいえ (根岸中隊・菊地光)
第五次
「知行合一」の精神に燃え (久保田中隊教士・等々力亀一)
豚との楽しい思い出 (安田中隊・加藤政広)
衛生班として病院動務 (安田中隊・桜木昇)
大陸の動物たち (久保田中隊・百瀬辰雄)
四ツの横顔 (久保田中隊・山田竜三郎)
今でもぞっと、指の切断 (池田中隊・権藤良男)
温床作りから始まる農事部の仕事 (池田中隊・金丸与一)
特科隊、原隊復帰、開拓団移行 (池田中隊・三村哲男)
鴨の大群が来襲 (池田中隊・松本彦四郎)
第六次
いばらの道 (小池中隊中隊長・小池吉郎)
一〇〇万戸移民の国策として (尾上中隊中隊長・尾上正彦)
食糧不足で中隊が瓦解 (佐俣中隊・有山正三)
満洲の冬雑記 (佐俣中隊・上村宗一)
黒土の匂い (小池中隊・小松恭二)
家所政信閣下のこと (小池中隊・北原和夫)
闇の中をさまよう者 (小池中隊・小平勝芳)
戦況も知らず作業に励む (西山中隊・大西梅雄)
戦争という歴史の運命におし流され (西山中隊・藤井清太郎)
巡回映画がやって来た (山中中隊・湯原保一)
いまだ忘れられない「少年義勇軍精神」 (竹下中隊竹下拓友会)
ハガキ一枚の価値 (竹下中隊・水口一成)
風雪の軌跡 (土生中隊・及川仁三朗)
言葉なき霊よ安らめ (土生中隊・庄子忠夫)
中隊長の自決 (土生中隊・斎藤文雄)
第七次
家庭通知 現地第一報 (両角中隊中隊長・両角昌助)
石田中隊の記録 (石田中隊中隊長・石田清)
石田中隊の生活記 (福田中隊中隊長・福田文治)
若き生涯を閉じる (石畝隊中隊長・石畝健一)
幹部候補生「基幹隊」の編成 (農業基幹隊脇坂巳鶴)
海老名中隊の足跡 (海老名中隊青森鉄驪会)
ビンタ、ビンタの「特科隊」 (両角中隊・中村保吉)
青空と汽笛 (両角中隊・小林茂樹)
苛酷を窮める内務班生活 (野村中隊・福岡民雄)
黙々と励む基幹隊 (福田中隊・本村悟)
北満の生活-苛酷な、豊かな大地 (赤木中隊・富谷功)
敗戦で迎えた最期 (赤木中隊・小野和三郎)
鬱憤ばらしに幹部襲撃 (赤木中隊・森本五郎)
第八次
三ヵ月で無惨に崩れた”大志” (大久保中隊中隊長・大久保幸太郎)
入所三週間で帰国<日記より> (大久保中隊・宮川一男)
挽馬「初川」のこと (大久保中隊・小宮山輝)
第四章
関係者の手記1
訓練生と共に理想郷の建設 (特科隊木工班教士・鈴木清博)
訓練計画「増健中隊」の成功 (鉄訓病院内科医師・後藤美男)
楽しいこと、悲しいこと (鉄訓病院看護婦・相良キヨ)
福寿草に慰められて (鉄訓病院看護婦・島田栄子)
懐かしい数々のエピソード (鉄訓病院看護婦・福沢くにえ)
関係者の手記2
乳飲み子を連れての引揚げ (糸川教士夫人・糸川ますみ)
「日本に帰ろう⋯」と置手紙 (上沼教士夫人・上沼はるゑ)
大訓練所の少年たち (大久保教士夫人・大久保千菊)
馬の足音を匪賊と間違えて (加藤教士夫人・加藤ツル)
左官として宿舎の建設に参加 (岩手開拓団・山内正孝)
父母に手をひかれて渡満 (清水教士長男・清水良祐)
産米報国隊の農場開田 (嫩江訓練所訓練生・狩谷隆夫)
特先隊として訓練所の建設 (嫩江訓練所訓練生・宮崎清耕)
第5章
鉄驪訓練所の終焉 (鉄驪訓練所病院医師・後藤美男)
鉄驪訓練所跡への追憶の旅 (中尾中隊・石井靖千)
記録1
心得
參拜の形式
「彌榮」の唱和に就て
義勇隊歌集
烈士追悼碑
編纂支援金協力者名簿
資料提供者名簿
参考文献
編集委員
編集後記
記録2
綏佳線建設を援護して
義勇隊ここにあり、ソ連軍歓迎ラッパ
満洲旅情-綏佳線案内
昭和十三年度建設各地の温湿度調査
通河事件
私説 慶安県の沿革略史-鉄驪を中心として
鉄驪訓練所総本部構成
鉄驪訓練所特科隊編成
訓練所本部職員一覧
ソ連の保護で七千名の生命救わる
満州・駅スタンプ
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